セクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラ…ハラスメントは英語で?

アメリカ在住のYonaです。

先日のゴールデングローブ賞で、女優たちが黒い衣装で登場したことが大きな話題となりました。

昨年の暮れ頃に発覚した大物映画プロデューサーのスキャンダルから、ハリウッドのセクハラ問題が次々と明るみになっています。

これを受けて、セクハラや性的暴力、性差別への抗議を表すため黒い衣装をまとって賞に登場したということです。

 

悲しいことに世の中にはセクハラ以外にもパワハラ、モラハラなど様々なハラスメントが存在します。

今回は、様々なハラスメントを英語で何というかをご紹介します。

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職場でのハラスメント

職場でのハラスメントは、Harassment at workHarassment in the workplaceと言います。

これはセクハラ、パワハラなどの種類に分けない言い方です。

I’m being harassed at work.
(職場で嫌がらせにあっています。)

 

アメリカには、EEOC(Equal Employment Opportunity Commission)という機関があります。

EEOCは、人種差別や宗教差別、性差別など様々な雇用差別を防止するためのアメリカ政府内独立機関です。

ハラスメントに悩んでいる場合はこの機関に苦情を申請することができます。

 

セクハラ

セクハラは、性的な嫌がらせという意味です。

英語では、日本語と同じでSexual harassmentと言います。

I was sexually harassed.
(セクハラされました。)

 

物理的な接触がある場合は性的暴行という括りになります。

性的暴行は英語でSexual assaultとなります。

I was sexually assaulted.
(私は性的暴行をされました。)

 

強姦されたという場合はforce oneself onという表現を使います。

He forced himself on her.
(彼は彼女を強姦した。)

もちろんRapeという言葉も使われます。

 

パワハラ

パワハラとはパワーハラスメントの略で、立場や権力を行使した嫌がらせという意味です。

アメリカではこの言葉はあまり使われません。

ただ、最近は日本の働く環境を取り巻く問題が海外のニュースで取り上げられており、その中でPower harassmentという言葉の説明が行われていることがあります。

そのため一部の人には通じると思われますが、もう少し伝わりやすい言葉も知っておいた方が良さそうです。

パワハラは、力や権力の乱用という意味でAbuse of powerもしくはAbuse of authorizationと言えます。

 

He abused his power over me.
(彼にパワハラされた。)

 

嫌がらせだけでなく立場を利用して横領などの不法行為を行った場合にもAbuse of powerと言います。

イジメという部分を強調したい場合は、Physical abuse(身体的虐待)もしくはPsychological abuse(精神的虐待)という言葉も使えます。

He abused me psychologically.
(彼から精神的虐待を受けた。)

 

He abused me.と言うと暴力を受けたなど身体的虐待をイメージします。

手を出されていない場合はPhychologicallyという副詞をつけます。

イジメは英語でBullyなのですが、この言葉には幼稚園や小学校の問題のような子供っぽいイメージがあります。

会社などで大人が行うものにはAbuseという言葉を使う方がしっくりきます。

 

モラハラ

モラハラとは、モラルハラスメントの略で、言動や態度による嫌がらせの事です。

これは、フランスの精神科医が提唱したHarcèlement Moralから来ています。

インターネットで調べてみるとMoral harassmentと言う言葉を使った英語の文献が多く出てきます。

My husband morally harasses me everyday.
(主人から毎日モラハラを受けています。)

 

しかし、これも日常会話で伝わりにくいのではないか思われます。

Psychological abuseやVerbal harassment(言葉による虐待)という言葉を使う方が良さそうです。

 

マタハラ

マタハラは、妊婦や出産に対するハラスメントです。

アメリカには妊婦への差別は違法とするPregnancy Discrimination Act(妊娠差別禁止法)があります。

マタハラと言いたい場合は、このPregnancy Discriminationという言葉を使うと伝わりやすいです。

 

My wife was the target of pregnancy discrimination last year.
(私の妻は、昨年マタハラのターゲットになっていた。)

 

ただ、Discrimination(差別)という言葉よりHarassmentという言葉を使った方がより強く傷つけられたという印象を与えることができます。

“Matanity harassment” is harassment towards pregnant women.と一言説明をつけ、相手に理解してもらった上でこの言葉を使うと良いでしょう。

 

今回は、様々なハラスメントを英語でどういうかをご紹介しました。

自分の身を守るために知っておくべき言葉ですが、使う機会が無いことを切に願っています。

 

(written by Yona)

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[ セクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラ…ハラスメントは英語で... ]Yona,日常・旅行英会話,海外生活2018/01/16 18:00