こんにちは!ロンドン在住Sanaです。
イギリスにワーホリで来ると、2年間はビザを心配せずに働くことができますね。
ワーホリのビザが切れた後もイギリスで働きたい
と考えている人はとても多いと思います。
今日はイギリスでワーキングビザ取得の現状に関して、私の個人的な経験と実際にイギリスに住んでいるからわかる温度感をお伝えできればと思います。
イギリスでのワーキングビザ取得はとっても難しい
残念ながら日本人に限らず、EU以外の国から来た人たちのイギリスワーキングビザ取得は非常に難しく、そして年々難しくなってきていることが現状です。
イギリスのビザはTierという単語を使って分けられており、ワーホリのビザはTier5、学生はTier4、そしてワーキングビザはTier2です。
Tier2を取ることは本当に難しく、イギリス人もしくはEU圏の人たちではなく、非EU圏から人を雇わなければいけない必要性を雇用主が証明しなければいけません。
また、雇用主はある一定以上の給料をその人に払う必要があり、その一定の額が上昇しています。
詳しくは以下のページを見てみてください。
https://www.gov.uk/tier-2-general/eligibility
イギリスでは近年移民が大幅に増加したことから、イギリス人の雇用を守るためにもこのように厳しくなってきています。
日系企業でさえもワーキングビザのサポートはかなり難しくなっており、すでにイギリス人と結婚している等働けるビザを持っている人、または日本からの駐在者やワーホリ等人員で回している状況です。
ビザに関して人材エージェントに相談したら、真顔で結婚ビザという手はどうかと返されたこともあります。。
それでも道がないわけではない!ワーキングビザ取得に向けて!
イギリスでのワーキングビザ取得は非常に狭き門なことは事実ですが、可能性は0ではありません!
私の周りでも何人かビザ取得に成功した人がいます。
日本人でよくきくビザを取得した職種は、日本食レストランのシェフや日本食の試食に関わるスタッフ職です。
これらは日本人でなければいけないという名目でビザが比較的取得しやすいのかもしれません。
ただし、これら日本食業に関わらず、ビザサポートを検討しますという会社はだいたいワーホリのビザが最低でも1年半残っている人に限る傾向が見られます。
実際に働き、長期にわたりパフォーマンスを見てビザ発行を検討する会社が多いです。
よって、ワーキングビザを取得したいという思いがあるのであれば、早め早めにビザサポートを検討してくれる会社を探し、入社することがいいと思います。
そして、日本人にもビザサポートを検討する会社は、私が見る限り日系が多く、そして大手よりも中小企業が多い印象があります。(求人を見てている限り)
また、日本人以外の非EUから来た私の友人は、金融系の仕事(トレーダー、アナリスト等)ですんなりとビザサポートをもらえていました。
金融系はビザ獲得に強い職種と言えます。
日系でたまにビザサポートありの求人が以下サイトに流れていますので、まめにチェックをおすすめします!
また、幸運にビザが取得できても、ビザ申請まで残高証明等いくつか準備しなければいけないものがありますので、前に紹介したTier2ビザに関してのサイトをご確認ください!
ビザサポート有の求人も一応注意は必要!
ビザサポート有という点を武器にワーホリの人を惹きつけ、安く雇って大変な仕事をさせるブラック企業もロンドンにはあります。
ですので、実際に入社を決める際はしっかりと企業調査をおすすめします。
実際、ブラックで有名なビザサポート有と求人を出している不動産会社等、いい噂がない会社が存在します。
また、ビザサポートするよ、と言っても実際は一度日本に帰って何年か仕事をした後じゃないと無理、と言うところもあります。
入社前にどれだけビザサポートの可能性があるのか、条件等、本当にちゃんと確認することをおすすめします。
まだ働いてもいないのに聞きにくい、と思うかもしれません。
でも、ワーホリの時間は限られています。
無駄にしないためにも最初にしっかりと確認することを私はおすすめします!
厳しい現実を言ってしまったかもしれませんが、可能性は0ではない!!
現状を受け止めた上で、戦略的に対策を打ってくださいね♪
(written by Sana)
イギリスに2年間ワーキングホリデーにて滞在しました!
現在は日本ですが、外資系の会社に勤めており、イギリスにいた時よりも英語を使っています。
来年からのイギリス留学に向けて準備中です。
イギリスにいる彼とは大遠距離中!
ワーキングホリデー情報、留学準備情報、外資系での生きた英語を発信していきます!