大食いや小食は英語で?沢山食べる人・あまり食べない人を表す単語やフレーズ

アメリカ在住のYonaです。
 
私は趣味でよく運動をするので、誰かと会話する際も運動や食べ物など健康の話をすることが多いです。
 
先日、小食の方とお話をする機会がありました。
私は常に食欲と戦っているような大食いなので、全くの真逆である彼女の話をとても興味深く話を聞かせてもらいました。
全く共感はできませんでしたが、彼女の大変さが伝わってきて新しい世界を覗き見たような気分になりました。
 
ということで今回は大食いや小食という意味を持つ単語や表現をご紹介したいと思います。
 
簡単に、
I eat a lot. / I don’t eat so much.
と言ってしまえば済む話ではあるのですが、ぜひこの機会に色々な単語やフレーズを覚えて表現力を豊かにしましょう。
 
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大食い

Big eater / Heavy eater

 
まずはシンプルでわかりやすい言い方からご紹介します。
 
単純に「たくさん食べる人です」と言いたい時に使えます。
 
Oh yeah I finished the cake in the refrigerator. You know I’m a big eater right?
(あぁ、うん、冷蔵庫の中のケーキ食べちゃったよ。私が大食いなの知ってるでしょ?)
 
 

Eat like a pig / Eat like a horse

動物に例える言い方もあります。
 
どちらも食べる量が多い、大食いの習慣があるという意味合いになります。
 
Do you really think an 8 piece bucket of fried chicken is enough? Those boys eat like a horse!
(本当にフライドチキン8個入りで足りると思った?あの子たち大食いなのよ!)
 
Eat like a pigに関しては上記に加えて食べ散らかす、食べ方が汚いという意味もあります。
 
また、Horseを使う似た表現としてCould eat a horseというものがあります。
これはものすごくお腹が空いたという意味になります。
 
I just noticed I haven’t eaten anything since this morning. I feel like I could eat a horse now.
(朝から何にも食べてないことに今気づいたよ。今なら馬でも食べれそうなぐらいお腹空いた。)
 
 

Glutton

Glutton大食家、暴食する人という意味があります。
Big eater / Heavy eaterのような言い方よりも少しかしこまった感じに聞こえます。
 
We ate 20 plates of sushi each at a revolving sushi bar! We are both gluttons!
(私たち、回転寿司で20皿ずつ食べちゃった!私たちどっちも大食いなの。)
 
余談ですが、鋼の錬金術師に出てくるグラトニーという敵キャラをご存知でしょうか?
英語のGluttonyという言葉は習慣的な暴飲暴食を意味します。
ハガレンのグラトニーもその言葉の意味通りいつもお腹を空かせていて、どんな物でも食べてしまうキャラクターでした。
 
Gluttonには他にもどんなに難しい事でも受け入れて耐え抜くことができる人という意味があります。
これを使ったイディオムでA glutton for punishmentという言葉があり、
人が嫌がる事を進んでやる人・ハードなタスクを好んでやる人という意味合いがあります。
 
Kristina is a glutton for punishment. She accepted to organize the church event even though she just had a baby a month ago.
(クリスティーナは仕事好きよね。1か月前に赤ちゃんが生まれたばかりなのに、教会のイベントの計画を引き受けたのよ。)
 
 

Overeater / Binge-eater

OvereaterBinge-eaterも大食いというよりも食べ過ぎる、過食するという意味合いが強いです。
 
Binge-eating短期間のみ大量の食べ物を摂取することを指し、Overeating日常的についつい食べ過ぎてしまうことを言います。
 
ただ、日常会話では同じ食べ過ぎるという意味合いでinterchangeableに使われるイメージがあります。
ちなみに過食症Binge-eating disorder略してBEDと言います。
 
Bingeという言葉には過度に〇○する、やりすぎるという意味があり食べる以外にも使われます。
 
例えば、
 
I was binge-watching Harry Potter yesterday.
(昨日ハリーポッターを一気見した。)
 
という意味になります。
 
 

小食

Light eater / Small eater

シンプルな言い方としてはLight eaterSmall eaterと言います。
 
Would you just give me one tiny piece of a pie please? I’m a small eater.
(パイの小さい一切れをいただけますか?小食なんです。)
 
ただ、個人的にはLight eater、Small eaterという言い方よりも
I’m not a big eater.I don’t eat so much.の方が聞くようなイメージがあります。
 
 

Eat like a bird

日本語でも小鳥がついばむ程度しか食べないという表現がありますが、英語でも小食を鳥に例えるようです。
 
That couple always orders one meal plate because they eat like a bird and they still have leftovers to go.
(あのカップル、小食だからいつも1皿だけ注文するのよ。なのに、持って帰る分も残るのよ。)
 
 
少し話が逸れますが、鳥にちなんでFeel peckishという表現もご紹介します。
 
これは小腹が空いたという意味になります。
 
Peckish鳥がくちばしでつつく・ついばむという意味のPeckから来ている言葉で、
Feel peckish鳥がついばむ程度の量で足りるぐらい少しだけお腹が空いているというニュアンスになります。
 
I’m feeling a bit peckish.と言うととてもブリティッシュに聞こえるので、好きな方は使ってみてください。
ちなみにI’m peckish.と言ってしまうとイライラしやすい、怒りっぽいという意味になってしまうらしいので注意してください。
イギリス英語なので、アメリカに住んでいる私はあまり聞いた事がありません。
 
 

Small appetite

Appetite食欲という意味です。
 
I have a small appetite.というと日常的に小食だと伝えることができます。
もちろん日常会話でもよく使う表現ですが、少しかしこまった言い方なので病院でも使えます。
 
同じ意味でBird appetiteという言い方もできるそうです。
逆に食欲がものすごくあることをBig appetiteと言うこともできます。
 
ちなみにPoor appetiteというと食欲不振という意味になります。
普段は食べられるけど体調不良などで今は食欲が無いと言いたい時に使う表現です。
病院で使える表現なので併せて覚えておきましょう。
 
 

Nibbler

小食とは少し異なりますが、ちびちび食べる人と言いたい時に使える表現です。
 
Nibbleにはネズミのように少しずつかじるという意味合いがあります。
Nibblerというと少しずつ食べる人というニュアンスになります。
 
ちなみにNibbleしゃぶるという意味もあります。
 
 
 
以上、大食い・小食は英語で何というのかをご紹介しました。
 
 

(written by Yona)

 

アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。

アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。

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