アメリカ在住のYonaです。
大人気Vtuberプロジェクトにじさんじの英語圏事業「Nijisanji EN」から
第4期にあたるLuxiemがデビューして早1か月。
まだデビューして間もないにも関わらずメンバー全員それぞれの登録者数が15万人を超えており、
一番登録者が多いVox Akumaは既に23万人を超えているという脅威の勢い(記事作成時点)!
LuxiemがデビューしてからNijisanji ENを見始めた!
英語はわからないけどかっこいい/かわいいから配信を追ってる!
翻訳付きの切り抜き見てる!
…という方も多いのではないでしょうか?
ということで今回は、Luxiemが配信内で使っていた英語のスラングの意味をご紹介します。
他の配信やSNSなどでも使われるような有名なものをピックアップしています。
Luxiemを追いたい方だけでなくインターネット文化を追いたい方もぜひ読んでみてくださいね!
以下、下ネタも含みます。
下ネタの前には「※下ネタです。」と書いてありますので、そのような知識が要らない方は飛ばしてください。
POG
LucaのPOOOOOOOOOG!
Lucaが誰かとの通話から出ていくときにPOOOGと叫びながら消えていくのがめっちゃ好きです(笑)
POGは、何か驚くような興奮するような出来事が起こった時に
「やべぇ!」「すげぇ!」「かっけぇ!」というような意味合いで使う言葉です。
That’s POG!と言うと、That’s epic! Amazing! Cool!みたいな意味になります。
LucaはUnpog!とも言ってましたよね。
Fair/Unfairのように形容詞の前にunやinが付くとNotの意味になるというのを
遠い昔に習ったような気がするかと思います。
つまりUnpogはPogじゃない!なので、ネガティブな意味合いになります。
POGは元々Twitchでよく使われていたPogchampと呼ばれるエモートから派生してできたスラングです。
Pogchampはある男性が目を見開いて唇を突き出している表情をしているエモートで、
その表情からもわかるように何かに驚いた時や興奮している時に使われていました。
Pogchampについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Nijisanji ENの中でもメンバーシップ専用エモートにPogchampを採用しているメンバーが結構います。
LuxiemではVox, Mysta, ShuがPogchampを採用しているのを見つけました(記事作成時点)。
よかったら然るべきタイミングで使ってみてください!
Bussin’
TikTokerのNinaがLuxiemのメンバーとBussin’の話をしていたので解説しておきます。
Bussin’はTicTokから流行り始めた言葉です。
何かがすごく良い、素晴らしい、Really good!と言いたい時に使う言葉です。
元々、黒人の方がおいしい食べ物を褒めるときに使っている言葉なので、
食べ物がおいしい時にIt’s bussin’という形で使います。
最近では映画や天気などにも使われることがあるそうですが、元々の意味とは異なります。
ただこの言葉は前述のようにBlack Communityにルーツを持つ言葉
AAVE(African American English Vernacular)に含まれるので、
使用される場合は十分に注意を払った方が良いと思います。
Big chungus
とあるゲームショップのマネージャーがFacebookにこんなお話を投稿しました。
I just had a customer come in to my store, sweet lady, who was trying to pick up a game for her son who works at a gamestop In another state. And she showed me the picture of the game and asked me if I had it in stock. As I reframed From laughing out loud I said um ma’am I think this is a joke.
(訳:さっきあるお客さんが店に来たんだ。他の州のゲームショップで働いている息子さんのためにゲームを買おうとしている優しい女性だった。彼女はゲームの写真を僕に見せて、在庫があるか聞いてきたんだ。笑いそうになるの堪えながら、「あの、これジョークだと思います。」って言ったんだ。)
※引用元:https://www.facebook.com/justin.laufer/posts/10156646581780999
その女性が店員に見せた写真がこれです。
この投稿以前から4ch等でこの太ったBugs Bunnyの画像やChungusという言葉は流行っていたましたが、
このFB投稿以降は4chを飛び出して色んなところでおもしろおかしく使われるMemeになりました。
このmemeから、太ったキャラクターや大きいものなどをBig chungusと呼んだりします。
語感が良くおもしろい感じに聞こえます。
Luxiemメンバーだけでなく色んな配信者が使うスラングなので覚えておくと良いと思います。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Sussy Baka
初期のMystaの配信動画でよくSussy bakaというコメントを見たのでこちらを解説しておきます。
Sussy BakaはTicTokから流行った言葉です。
まず、Sussyという言葉は日本の配信者の間でも大人気のAmong USから流行った言葉です。
これはSuspiciousのSusで怪しい、嘘ついてそうと思った時にSusやSussyと言います。
Bakaは日本語のバカです。
元々バズるきっかけとなったTicTok動画は、僕のヒーローアカデミアの緑谷くんに対して
Why you acting like such a baka!?(なんでお前はそんな馬鹿な事するんだよ!)
と言っている動画なのですが、恐らく日本のアニメなのでバカという言葉が使われているんだと思います。
このTikTokerが視聴者のリクエストに応える形で出した別の動画がバズりました。
その動画の中では下のように言っているのですが、この中に出てくるSussy Bakaという言葉が流行ったみたいです。
Why you gotta be such a sussy baka? Like, seriousy, you’re such a sussy baka. You sussy baka.
(なんでお前はバカみたいなこととするんだ?いやマジで。なんでお前はそんなにバカなんだ。お前はバカだよ。)
SussyとBakaを組み合わせると怪しいバカという意味になります。
ただ実際に会話で怪しいバカという意味で使われることはあまりなく、
冗談で友達をからかうためだけに使われることが多いようです。
例えばふざけている友達に
Stop being such a sussy baka~(バカみたいなことやめてよ~)
と言って笑い合うような感覚です。
頭を入れ替えてBussy sakaというのも使われます。
若い子たち的には語感が良くて面白いからただ使いたいだけなんだろうなぁと思います。
Deez nutz
※下ネタです。
1期生からドラゴンが所属しているので、正直女の子だけの時からこのジョークはよく配信で聞いていました。
ただLuxiemが来てからこういうネタを聞く機会がまた増えた気がするので解説をしておきます…(笑)
Nutsとは睾丸の事です。
Deez nutzはThese nutsが訛ったもので要は俺のタマということになります。
なぜ上でドラゴンがいるからと説明したのかと言うと…
Dragonという言葉がDraggin’(dragging:引きずる)に似ていることから
Draggin’ these nuts on your face(タマで顔に擦りつける)→ Dragon deez nutz
となりました。
古いジョークです。
他にもLuxiemデビュー配信の時のEliraが教授に教えたAmongusを逆から読むやつとか、
Luxiem 1 Month Anniversaryの時にLucaとMystaが反応したJo Maloneのやつとか(これは竿の方ですが)…
こういうネタは色々あるので、たぶんすぐ慣れると思います(笑)
以上、Luxiemが配信内で使うスラングについてご紹介しました。
(written by Yona)
アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。
アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。