アメリカ在住のYonaです。
寒くなってくると風邪やインフルエンザなどが流行します。
みなさんは体調を崩されてはいませんか?
私は先日食中毒になり、数日間寝込んでいました。
寝込むほどの病気になるのはアメリカに来て初めてで、改めて症状を説明する表現や単語を知っておくことが大切だと感じました。
ということで今回は、腹痛やお腹の病気に関する英語をご紹介します。
備えあれば患いなし!
特にこれから海外に行かれる方は必見です。
※直接的な単語や表現もご紹介するので、お食事中の方はご注意ください。
お腹の調子が悪い時に使える英語表現
お腹の調子が悪いと言いたい場合には以下のような表現が使えます。
My stomach is irritated.
I have an upset stomach.
My stomach feels messed up.
上の3つの表現は単純にお腹の調子が悪いことを意味します。
ただ、一口に調子が悪いと言っても、下痢だったり吐き気だったり様々な症状がありますよね。
もう少し具体的に説明したいときはこのように言うことができます。
I have a stomachache. / My stomach hurts.
(お腹が痛い。)
I feel bloated.
(お腹が張る。)
My stomach feels heavy.
(胃もたれする。)
I’m backed up. / I’m blocked up.
(便秘だ。)
I have the runs.
(下痢だ。)
I feel like throwing up.
(吐き気がする。)
I feel sick to my stomach.という表現も吐き気がするという意味があります。
この表現は何か気持ち悪くなるようなものを聞いて想像してしまったり見てしまったりして、吐き気がするという時に使います。
下痢と便秘
I have the runs.、I feel like throwing up.という表現を先に紹介しましたが、これらは間接的な表現です。
直接的に言う場合、下痢はDiarrhea、便秘はConstipationと言います。
I’ve been having heavy diarrehea for these 3 days. But I don’t have any idea what caused it.
(この3日間激しい下痢なんだけど、原因がわからないんだよね。)
It’s been too long. I should take medication for constipation already.
(もう最後から一週間も経つの。便秘薬飲み始めた方がいいよね。)
ただ、DiarrheaとConstipationはどちらも直接的な表現なので、TPOを考えて使うことをおすすめします。
ちなみに、病院などで便や尿と言う時は便はStool、尿はUrineを使うと良いでしょう。
検便や検尿と言いたいときは、それぞれ単語の後ろにTestをつければOKです。
PeeやPoopでも通じますが、子供向けの言葉なので上記を覚えておきましょう。
胃腸炎
食中毒と症状が似ているもので胃腸炎がありますが、胃腸炎はStomach fluと言います。
辞書を引くとGastroenteritisと出てきますが、この言葉はどちらかというと医療用語で日常会話では使われません。
また、急性胃腸炎はAcute stomach fluと言います。
この「Acute(急性)」という言葉は、胃腸炎以外の病気にも使うことができるので覚えておくと良いでしょう。
ちなみに、最近話題の逆流性胃腸炎はGastroesophageal reflux disease(GERD)と言います。
逆流性胃腸炎は、胃酸を含む胃の内容物が食道を逆流し粘膜を傷つけ炎症を起こした状態のことです。
この胃酸の逆流をAcid refluxと言います。
また、逆流性胃腸炎の主な症状に胸やけがありますが、胸やけは英語でHeartburnと言います。
食中毒
私が先日なった食中毒は英語でFood poisoningと言います。
I got food poisoning from eating raw eggs.
(生たまごをあたって食中毒になりました。)
余談ですが、先日の食中毒で、脱水症状になりトイレで動けなくなるという経験をしました。
英語で脱水症状はDehydrationと言います。
幸い話すことができたので、駆けつけてくれた主人には次のように症状を説明しました。
I think I’m dehydrated. I feel like throwing up and my feet and hands are numb. Can you bring me something to drink?
(脱水症状を起こしてると思う。吐き気があって手足が麻痺するの。何か飲むものを持ってきてくれる?)
スポーツドリンクを飲んだらすぐに良くなったので、救急病院に行く必要はありませんでした。
症状が軽かったとはいえ今回初めて動けない状況になって、改めてもっと英語を勉強しなければと思いました。
今回はたまたま単語を知っていて冷静に説明する事ができました。
しかし、手足が麻痺して携帯も使えない状態だったので、もし単語や表現を知らなかったらと考えるとゾッとします。
主人を不安にさせないためにも自分自身を守るためにも、病気やケガに関する単語や表現はしっかり覚えておこうと思いました。
潰瘍(かいよう)
潰瘍とだけ聞くとピンと来ないかもしれませんが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍は聞き馴染みがあるでしょう。
潰瘍とは、皮膚や粘膜の表面が炎症を起こしてただれ、深くえぐれたような状態になったり一部がなくなってしまう病気です。
潰瘍は英語でUlcerと言います。
胃潰瘍はGastric ulcerもしくはStomach ulcer、十二指腸潰瘍はDuodenal ulcerと言います。
胃潰瘍になると血便や吐血を起こすことがあるようです。
血便はBloody stoolもしくはBlood in stool、吐血はThrowing up bloodもしくはVomiting bloodと言います。
いかがでしたか?
今回は腹痛やお腹の病気に関する英語をご紹介しました。
あなたの症状を知っているのは、あなた自身しかいません。
少しでも説明できる材料を持っていることがあなたの命を救うかもしれません。
海外に旅行や出張に行かれる際には、ぜひ勉強して行かれることを強くお勧めします。
(written by Yona)
アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。
アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。