mrsbです。
普段のカジュアルな会話やメールで使う英単語と、ビジネスシーンなどフォーマルな場面で使う英単語は少し異なることがあります。
日本語でも友達に送るメールとビジネスの相手に送るメールの文面は違いますよね。
よく英語に敬語はない、と言いますが、英語でもフォーマルな単語や丁寧な言い回しはたくさんあるものです。
場面に適した英単語や表現を使わないと、相手にあまり良くない印象を与えかねないので注意してくださいね。
今回はビジネスシーンでよく使う英単語をいくつかご紹介したいと思います。
Contents
ビジネスシーンで使うフォーマルで丁寧な英単語
<buy → purchase 「買う、購入する」>
日本語の「買う」が「buy」に対して、「購入する」が「purchase」のイメージでしょうか。
I would like to purchase the air tickets.
(航空券を購入したいです。)
「purchase」単体で名詞としても使うことができます。
Thank you for your purchase.
(ご購入頂きありがとうございます。)
また、海外顧客との取引時に交わされる購入契約書は「Purchasing Contract」、企業の購買部も「purchasing department」とpurchaseを使います。
やはりビジネス向き、フォーマルシーン向きな単語ですね。
<tell → inform 「教える」>
I would like to inform you that the meeting was canceled.
(ミーティングが中止になったことをお知らせします。)
Please be informed that I will be out of office tomorrow.
(明日は外出しておりますことをお知らせしておきます。)
「Please be informed …」で「~ということをお知らせします。」という意味で、「I inform you that…」と同じ意味です。
Please be informedのフレーズは、海外とのビジネスメールのやり取りの中でとても頻繁に使われていました。
<sorry → apologize 「ごめんなさい、申し訳ありません」>
We apologize for any inconvenience caused by this delay.
(この遅れによってご迷惑をおかけし申し訳ありません。)
仕事で、お客様への納品が遅れてしまった時など謝らなくてはいけない時に個人的によく使う鉄板フレーズです。笑
覚えていて損はないと思います。
「apologize」を「(one’s)apologies」 と名詞にして謝罪の意を表すこともあります。
My apologies for the late reply.
(返信が遅れてしまってごめんなさい。)
Your apologies accepted.
(許すよ。)
「あなたの謝罪は受け入れられました」、つまり「いいよ」「許すよ」というような意味になります。
普段の会話でもよく使われますよ。
<about → approximately 「おおよそ、約」>
approximatelyは発音が難しい単語ではありますが、ビジネスシーンではよく登場する単語です。
aboutももちろん使われますが、approximatelyを使うと少しお堅い表現になる気がします。
この単語は長いのでメールや資料などでは「approx.」 と省略して表現されることもあります。
Production lead time of this item is approx. 10days.
(この製品の生産リードタイムは約10日です。)
<free → available 「空いている、都合が良い」>
ビジネスシーンでアポをとる時などに「available」はよく使われます。
When are you available?/When is your available date?
(いつがご都合よろしいですか?)
Will you be available on 14th?
(14日はご都合よろしいですか?)
逆に「Are you free on Monday?」のようfreeを使ってしまうと、「月曜空いてる?」というようなくだけた響きになってしまうのでビジネス相手にはおすすめできません。
<まとめ>
今回ご紹介したフォーマルな単語は、聞いたことはあるし意味はなんとなくわかるけど自分では使わない、というものが多いかもしれません。
私も海外関連の仕事を始めるまで使わない単語ばかりでした。
今回ご紹介した単語達は同義語ですので、どちらを使っても間違いではないのですが、少しsophisticatedな響きを出すためにも、フォーマルな場面やビジネスシーンでは積極的に使ってみてくださいね。
(written by mrsb)