mrsbです。
すっかり寒くなり街もクリスマスムードになってくると、クリスマス映画を観たくなりませんか。
今回はクリスマスの時期を舞台にした映画から、クリスマスらしいセリフをご紹介したいと思います。
欧米の文化と共に、クリスマスに関する単語や表現を身につけてみてくださいね。
Contents
ラブ・アクチュアリー
タイトルの元になっている、
“Love actually is all around”
(愛は実はいたるところにある)
という言葉が個人的に大好きな、ロンドンを舞台にしたクリスマス映画。
19人の登場人物と9つのエピソードが同時進行する心がほっこりする映画です。
まずはこちらの映画からクリスマス関連のセリフをご紹介します。
“I’ll just be hanging around mistletoe… hoping to be kissed.”
(私はヤドリギの下でキスをされるのを待ちますわ。)
若くてセクシーな女性部下Miaが、男性上司Harryに対して意味ありげに誘うように放つ一言です。
「hang around」は「ぶらぶらする、うろつく」というような意味で会話でよく使われます。
「mistletoe」ヤドリギ。
欧米ではヤドリギの下では男女のキスが許されるという習わしがあります。
アメリカでホームステイをしていた時にはクリスマスの時期になるとヤドリギの葉を部屋の柱に付けて、そこを通るとホストファザーとマザーはよくキスしていましたし、私もホストシスターとふざけてキスしてみたりしていました。
この「Love Actually」の映画内でも歌われる、マライアキャリーの有名なクリスマスソング”All I want for Christmas is you”の中にもmistletoeが出てきます。
♪
I won’t ask for much this Christmas
(今年のクリスマスは多くをねだったりしないわ)
I won’t even wish for snow
(雪だって降らなくていい)
I’m just gonna keep on waiting
(私はずっと待ち続けるわ)
Underneath the mistletoe
(ヤドリギの下で)
♪
ヤドリギの下で何を待っているのかというと、男性からのキス、というわけです。
Love Actuallyからもうひとつ。
“You don’t fancy going for a Christmas drink, do you? Just maybe go and see something Christmassy or something.”
「クリスマスに一緒に飲みに行きたくないよね?一緒にクリスマスっぽいものを見に行くだけでもどうかな?」
fancyはイギリス英語で「~したい」「~が好き」という意味があります。
つまり”You don’t want to for a Christmas drink?”というような意味になります。
Christmassy で「クリスマスっぽい、クリスマスらしい」という意味。かわいらしい単語ですね。
Red and green are Christmassy colors.
(赤と緑はクリスマスっぽい色だね。)
I feel very Christmassy with the tree and the decoration.
(クリスマスツリーと装飾でクリスマスの気分になるよ。)
Love Actuallyは、2週間の無料体験があるHuluで観られますよ!
ホームアローン
言わずと知れた子供から大人までみんなで楽しめるクリスマス映画「ホームアローン」。
私も子供の頃から何度も観ています。
主人公の男の子Kevinが家族や親戚に意地悪されてしまい怒っているシーン。
Kevinのお母さんとの会話です。
Kevin: Everybody in this family hates me!
(みんな僕のことが嫌いなんだ!)
Mother: Then maybe you should ask Santa for a new family.
(じゃあサンタさんに新しい家族をお願いしたら)
アメリカではサンタさんは英語ではシンプルにSantaと言います。
Mr.SantaやSanta ClausよりもSantaと呼ばれていることが多い気がします。
イギリス英語では「Father Christmas」と呼ばれるのが一般的のようです。
サンタさんへお願いすることは「ask for~」を使って表現します。
クリスマスのお決まりフレーズ、「サンタさんに何をお願いしたの」はWhat did you ask Santa for? になります。
What did you ask Santa for?
(サンタさんに何をお願いしたの?)
I asked Santa for a new bike.
(サンタさんに新しい自転車をお願いした。)
家族なんかいらない!と言ったKevinは翌日本当に家族がみんないなくなってしまいます。
結局は寂しくなってしまったKevinはサンタの格好をしたおじさんに、本当のサンタに伝えて欲しいと言って語るセリフがこれ。
“Will you please tell Santa that instead of presents this year,I just want my family back.”
(お願いです。サンタさんにきっと伝えて。今年は僕クリスマスプレゼントを欲しがらないから、その代わり家族を返してください、って。)
かわいい(*^^*)
Will(Would) you(I)/Can(Could) you(I) の後にpleaseを付けることで更に丁寧で、お願いします、というニュアンスが強い表現になります。
ホリディ
最後に、大人のロマコメクリスマス映画のホリデイから。
イギリスとロサンゼルスのクリスマスが舞台になっているので、アメリカ英語、イギリス英語の両方聞くことができます。
Jasper: Hey, l got you something for Christmas.
(君にクリスマスプレゼントがあるんだ。)
Iris: That’s convenient because l got you something too.
(ちょうどいいわ。私もよ。)
「I got you something」はプレゼントやおみやげ、何かを渡したいときに使える便利なフレーズ。
giftやpresentを使ってももちろん良いのですが、somethingを使うと「渡したいものがある」という感じでしょうか。
似たような表現では
I’ve got something for you.
I have something for you.
I bought you something.
などがあります。
最後にもう一つ。
“What are you up to this Christmas Eve?”
(クリスマスイブは何するの?)
What are you up to?は Hi やHow are you?と同じように挨拶代わりに使われることが多くあります。
「What are you up to?」と聞かれて「何て答えればいいの・・・」と固まったこともありますが「何してるの?」という意味です。
「What are you doing?」と同じような意味ですね。
このセリフは、Milesという男性が気になっている女性Irisを誘うシーンなのですが、
「What are you up to?」
を使うことで、軽く予定を聞いてみているというような印象を受けます。
ホリディも、Huluで観られますよ!
クリスマス映画は身近な生活を描いているものが多いので英会話学習にも適しています。
寒くて外に出るのが億劫になるこの時期は、クリスマス映画を見て英語のお勉強をしてみてくださいね。
(written by mrsb)