asukaです。
私は学生時代、オーストラリアへ1か月間、そしてニュージーランドへ1か月間×2回の短期留学をしたのですが、本当に色々な経験をし、そして毎回ひと回り成長して帰国しました。
数ある驚き体験や珍体験の中でも忘れられないのが、食について。
日本にはないものがたくさんあって、驚きの連続!
今日はそんな食体験の一部をご紹介したいと思います。
見た目とのギャップがすごい!ベジマイト
ニュージーランドへ行ったとき、ホストママが朝食にジャムのボトルのようなものを出してきたんです。
開けてみると、黒っぽいペースト状のものが。
「わーい♪チョコレートだ!」
と思って、パンに塗って食べました。
すると・・・
「・・・ま、まっずぅぅーーーー!!!」
口の中に衝撃的な味が広がりました。(+_+)
しょっぱくて苦くて、チョコレートとはかけ離れた味!
味噌のような、お醤油が腐ったみたいな、珍味にありそうな感じの、なんとも独特な表現しがたいワケの分からない風味。
ベジマイトとは、オーストラリアで生産されている発酵食品で、イースト菌抽出物(酵母エキス)や塩を原料に作られたものです。
ビタミンB群が豊富に含まれる健康食品なんだとか。
ニュージーランド人やオーストラリア人は好きみたいで、スーパーに行けば当たり前のように売られていますが、あまりに味が独特で、他国民にはあまり受け入れられていないようです。
さっき久しぶりにベジマイトをネット検索してたら、こんなの見つけました。
なんてことでしょう!
私の大好きなデイリーミルクのチョコレートにあのベジマイトが!!
おいしいんでしょうかね・・・。
と、さんざん批判してしまいましたが、バターやチーズと一緒にパンに塗ったりすると結構美味しいんですって。
また、塩気が多いのでパンに薄ーく塗ることも重要なんだとか。
チョコレートと思って食べてしまったのも、一気に嫌いになる原因だったのかもしれません。
あれ以来口にしていませんが、次に機会があれば、もう一度試してみようかな?と思います。(多分 笑)
ワニとカンガルーとエミュー
ワニとカンガルーとエミュー。
動物園に行ったわけじゃありません、食べたんです。
オーストラリアのメルボルンに行った時のこと。
語学学校の近くにクイーンビクトリアマーケットという、野菜や果物、お土産などが売られているとても大きな市場があったのですが、そこで週に一回開催されるナイトマーケットの出店で、
「Crocodile, Kangaroo, Emu」(ワニ、カンガルー、エミュー)
って看板が目に留まりました。
まさかねぇと思って近寄ってみると、そのまさか。
おにーさんが屋台でお肉を焼いていました。
一緒にいた友達がどうしても食べたいというので、それぞれ一口ずつ乗ってるやつを注文。
まず、ワニ。
見た目は鶏肉みたいな感じで、色が薄くてツルっときれいな感じ。
食べてみると、味も鶏肉!これはおいしい!
淡泊でクセや臭みがなく、ささみ肉のような感じ。
日本でも売ってたらきっとはやるのに!って思うほどでした。
そして、カンガルー。
ミンチになっていて、見た目はハンバーグ?って感じ。
前日にメルボルンズーで可愛いカンガルーちゃんをたくさん見てきたばかりだったので、とても申し訳ない気持ちになりながら、パクリ。
・・・ん~肉肉してる。
獣っぽいとまではいかないけれどちょっと臭みがあって、なんとゆーか、肉感が強い味。
赤身肉が好きな人ならおいしいと思うのかもしれません。
正直、私は美味しいとは感じませんでしが、受け入れられないほどでもない味でした。
ちなみにカンガルーのお肉は低脂肪で低カロリー、高タンパク、そして鉄分も豊富とのことなので、ダイエット中の方にはいいかもしれませんね!
かわいくてみんなから愛されているカンガルーちゃんですが、あまりにも数が増えすぎて農作物などに影響が出ているらしく、このように消費される方針になったらしいです。
最後に、エミュー。
これはなかなか衝撃的でした。
エミューは、オーストラリアに生息する、ダチョウのような見た目の大型の鳥です。
そのお肉はソーセージ状になっていて、これはおいしそう♪と思いながらパクっと食べたら、中から何やらクリーミーな物体が・・・。
「これ鶏肉だよねぇー?!」
というのが最初の感想です・・・。
臭みが強くて、想像していた鶏肉感は全くありません。
なぜかほんのりクリーミーで、口の中にまとわりつく感じが何とも言えず、珍味って感じでした。
お酒好きの人は、もしかしたら好きかもしれません!
私は残念ながら苦手でした。
ただこちらも低脂肪、低コレステロールで、鉄分も豊富らしいので、健康にはよさそうですね。
マヌカハニー
日本でも買えますので、知っている方も多いかもしれません。
マヌカハニーは、ニュージーランドで生産されている殺菌力の強いはちみつです。
ニュージーランドのお土産屋さんにいた店員さんから聞いたのですが、その効果はものすごいみたいなんです。
ピロリ菌、大腸菌などの殺菌、
のどの痛みの改善、
口内炎の改善、
やけどや切り傷の治癒
風邪の予防
などなど、まるで薬のようですよね!
そのお値段はピンキリで、抗菌殺菌作用が高ければ高いほどお値段が高くなります。
高いものだと一万円以上するものまで!
ボトルにUMF10+とかMGO100といったように数字が表記されているのですが、この数字が大きければ大きいほど、抗菌殺菌作用が高い=値段が高いということになります。
※UMF、MGOとは、抗菌殺菌作用のの濃度や成分の含有量を表したもの
そのお味はというと、これもまたとっても独特な味!
ものすごい濃いはちみつといった感じで、ちょっとだけ薬っぽいような苦味があり、苦手な人も多いかもしれません。
薬っぽいとはいってもしっかりとはちみつの甘さがあり、ちょっとカラメルソースっぽいようなはちみつといった感じでしょうか。
見た目もよくあるはちみつとは違って、透明感はなく、溶かしたキャラメルのような濃い色をしています。
私は最初にお土産屋さんで試食させてもらった時、「なんじゃこりゃ?!まず!」って思っていました。
が、数日後、なんだかまた食べたくなって、再度試食。
「なんか美味しいかも・・・」
そして結局その後数回にわたって試食させてもらい(お土産屋さんごめんなさい。。)、お土産にたーくさんマヌカハニーを買って帰ったのでした^^;
喉が痛い時にそのまま舐めたり、ふつうのはちみつと同じようにヨーグルトに入れたりパンに塗るととてもおいしいです!
私はやりませんでしたが、傷口に直接塗るのもいいみたいですよ。
べったべたになりそうですけどね(笑)
ニュージーランドだけでなく、オーストラリアにもたくさん売っていました!
キウイバーガー
ニュージーランドでマクドナルドに行った時、
「Kiwiburger」(キウイバーガー)
ってのを見つけました。
「げー!キウイ(果物)が入ってるのー!」
と、食べる気になれず、結局一度も食べることなく帰国してしまいました。
後から気になって調べて知ったのですが、キウイバーガーはあの果物のキウイが入っているわけでも、国鳥で絶滅の危機に瀕しているキウイが入っているわけでもなく、お肉、たまご、トマト、レタスなどが入った、普通のハンバーガーのことだったのでした。
「Kiwi」という単語には、フルーツのキウイ、国鳥のキウイの意味以外に、ニュージーランド(人)の、という意味があり、「Kiwiburger」とは単に“ニュージーランドのハンバーガー”を意味するに過ぎなかったようです。
ただ、赤いカブのような野菜、ビーツが入っているそうなので、ちょっとふつうのハンバーガーとは違うのかもしれませんね。
そうと分かっていれば食べたのになぁ。
次に行ったときは是非試してみたいと思います♪
以上、私がオセアニアで出会った変わった食べ物でした!
オーストラリア、ニュージーランドでもし見つけたら、ぜひ試してみてください^^
(written by asuka)
2017年夏に第一子を出産した専業主婦です。
英語を勉強するのが趣味!と自己紹介していたほど英語が好きで、学生時代にはTOEICの勉強にドはまり。オーストラリアやニュージーランド、アメリカへの短期留学の経験があり、海外旅行も大好き。 妊娠するまで7年ほど英会話教室に通っていました。
今英語の勉強を頑張っている皆さんのお役に立てるようなコンテンツや、海外で経験したエピソードなどをご紹介していきます!