アメリカ在住のYonaです。
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
みなさんは今年の抱負や目標をもう決めましたか?
「今年は英語を話せるようになる!」
という目標を立てた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、目標を立てたは良いものの、話すための英語ってどんな風に勉強をしたら良いのかわかりませんよね。
ということで今回は私が過去に実践してみて、
これはやってよかった!
と思った英会話の学習法をご紹介します。
英語圏に住んでいなくても実践できる方法です。
ぜひ参考にしてみてください。
チャットで話す
英語を話せるようになるためには、実際に話す練習が必要です。
でも、国内でネイティブに出会って友達になるってハードルが高いし、費用のかかる英会話レッスンにも手を出しにくいですよね…
そんな時に使えるのがLanguage Exchangeのアプリです。
Language Exchangeとは、違う言語を母国語とする人達がお互いの母国語を教えあうという意味です。
Language Exchange用のアプリは、あなたが学びたい言語を母国語に持つ人とあなたの母国語を学びたい人をマッチングしてくれます。
私がよく使っているアプリはこちらです。
私はLanguage Exchangeのサービスをかれこれ3年ほど使っています。
アメリカに来てからも英語を学ぶためにこれらのアプリを使っていましたし、今はスペイン語を学ぶために使っています。
私がLanguage Exchange Appsをオススメする大きな理由は、楽しく自然に英会話を練習できることです。
言語を学ぶためのアプリですが、真面目に勉強するためだけにチャットするなんて自分も相手もつまらないです。
私はできるだけ会話を楽しむようにしていました。
お互いに話題を提供しあって楽しく世間話をしたり、ジョークを言いあったり、時には真面目に議論をしたり…
チャットは文章を作る時間が取れるので、英語が苦手だったり話すのが苦手でも安心して会話することができます。
そうして仲良くなった友達とSkypeで会話をしたり、変なお菓子を送ってもらったり、ゲームのインターネット対戦をしたりもしました。
お互いに楽しくLanguage Exchangeすることで自然な会話が身に尽き、飽きずに続けられ、お互いに語学力が向上したなと思います。
もちろん、真面目に英語学習を意識していた点もあります。
アプリで会話をする時は新しく覚えた単語や文法を積極的に使っていました。
使い方を間違えたり、より良い表現があったら訂正してもらっていたので、正しい英語を身につけるのに役立ちました。
また、調べてもよくわからないことは積極的に質問するようにしていました。
歴史や文化の背景が分からないとピンとこない表現はインターネットで調べてもわかりづらいので、本当に助かりました。
ただ、インターネットなので危ない人が使っていることもあります。
私も変な写真が送られてきたり、勧誘を受けたりしたことがあり、運営チームに報告をして相手のアカウントを凍結してもらいました。
良い人ばかりではないので、インターネットに慣れていて何か起こった場合でも冷静に対処できる人が利用することをオススメします。
興味があることを英語でやる
英語で会話するためには、単語力や表現力が必要不可欠です。
でも、私は単語帳も何周もゴリゴリ勉強するなんて続けられないタイプです。
携帯にVocabulary Builderを入れても開きもしませんでした。
そこで私が行っている方法が「すべてを英語で行う」です。
本や雑誌を読むのも、映画やドラマを見るのも、勉強するのも全て英語で行っています。
その中でも特におすすめの方法を3つ紹介します。
英語でゲームをする
ゲームのコンソールを英語設定に変えて、ソフトも英語のものを購入します。
RPGだとキャラクターが言っていることが理解できないと先に進めないこともあるので、わからない単語をそのままにしないし何度も出てくる単語は自然に覚えます。
セリフの英語は日常会話で使えるものが多いし、イディオムが出てくることも多いです。
また、アクションやシューティング系のゲームでも武器の特徴やルールを知るために文章を読む必要があるので、英語の勉強になります。
オンラインゲームのチャット機能で会話しながらゲームをするのも、英語の勉強になるし楽しいですよ。
英語字幕を付けて日本のアニメや映画を見る
日本のアニメや映画を見る時は、英語字幕を付けられるものを選びます。
私の主人は日本のアニメが大好きで、国外からもアニメを視聴できるcrunchyrollというサービスに契約をしています。
このサービスではアニメに外国語字幕を付けて配信をしているので、日本語が話せない主人も気軽にアニメを楽しむことができます。
普段はこれを使って好きなアニメを見ています。
他のサービスを使って日本の番組を見る時も、できるだけ英語字幕付きのものを選ぶようにしています。
見る時は、できるだけ英語字幕と音声に集中しながら見ます。
要は、英語を読みながら同時に日本語を聞くので本当に難しいのですが、これが表現の勉強やリーディングの練習になります。
最初のうちは英語字幕の中からパッと見て意味の分からない単語を探し、音声を聞きながら該当する意味を見つけます。
それを繰り返すと知らないうちに両方できるようになってきます。
日本語から英語に直訳できない表現などは「あーこうやって訳すんだ!」と勉強になりますし、単純に単語の勉強にもなるのでオススメです。
また、英語の文章を見てパッと意味を取れるようになるので、リーディングも速くなりました。
英語でオンライン講義を受ける
アカデミックな英語を身につけたい人にオススメなのが、MOOC(Massive Open Online Courses)で興味のある講義を英語で受講することです。
MOOCとはインターネット上で受講できる講義のことで、講義を提供しているサービスはたくさんあります。
特にComputer Scienceの講義は種類が豊富です。
専門機関で勉強をしたことが無くても、基礎から学べる講義があるので、これから英語もProgrammingを勉強したい方にはもってこいだと思います。
Computer Science以外にもAccountingやEconomics、Merketing、Education、Health、ArtやLiteratureなど、様々な分野の講義が公開されています。
プラットフォームによって特化した分野やレベルは様々なので、自分の興味にあったものを選ぶと良いでしょう。
私は日本語でも参考書をずっと読み続けるのが苦手なので、講義でまず概要をつかんで英単語に慣れてから専門書を読む方が負担が少なく続けられます。
この方法はこれから大学・大学院留学をする方にもオススメです。
MOOCで関連講義を受けて下準備をしてから実際に講義に臨む方が、英語を理解するストレスは軽く済むかと思います。
いかがでしたか?
今回は、これから英語学習をする方にオススメの方法を紹介しました。
どれも簡単に始められる方法なので、ぜひ今日から試してみてくださいね!
(written by Yona)
アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。
アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。