アメリカ在住のMayです。
オーストラリアやカナダでのワーホリは人気があり、もうすでに皆さんもご存知だとは思います。
一方、残念ながら、アメリカにはワーホリという制度はありません。
就職難といわれているアメリカですが、みなさんも理由は何であれ、
自由の国、アメリカで働きたい!
と思ったことはありませんか?
私もアメリカ留学から帰国後、
どうにかアメリカで働けないか?
いろいろと模索し、どういったビザの選択肢があるか、たくさんリサーチしました。
結論から言いますと、そう、
実はアメリカでもインターンができるんです!
これから、私の渡米&就活体験談をご紹介していきます。
アメリカで比較的容易に働ける2つの方法
ビザの厳しいアメリカで比較的に容易に働く経験を得る方法は二つ。
①アメリカのカレッジや大学に通い1年間働くことのできるOPTを取得する
②J1ビザ(トレイニー又はインターン)を申請する
今回の記事では、②のJ1ビザについて話していきたいと思います。
J1ビザとは?
アメリカには、Exchange Visitors Visa(交流訪問者)に分類される J1ビザというものがあります。
最長18か月(1年半)の間、お給料をもらいながら研修できるというものです。
J1ビザの特徴は以下のとおり。
‐職務経験ありの場合は最長18か月、新卒だと最長12か月
‐専門学校などを含む短大以上の学歴
‐H1ビザと違って応募期間はなくいつでも申請、研修が開始できる
など学歴要件などはありますが、いつでも申請が可能なので、
研修先さえ見つかればいつでも申請することができます。
またこのJ1ビザは、
アメリカでの研修を通して実務に必要な知識を得、さらにはアメリカでの生活、交流を通してアメリカ文化を学び、その知識や経験を自国に持ち帰り、そこで生かす
という目的がある人に発給されるので、
取得時に移民の意思があると発給されない
と言われています。
(大使館では面接で、「研修後どうする予定?」とか聞かれます!)
J1ビザ・研修先探しの注意点
J1ビザは、そんな比較的容易に取得できる研修ビザなので、
J1ビザを取ってH1を申請する
というのをよく見ますが、J1ビザは、
研修を通してアメリカで学んだことを自分の国にもってかえりそこで生かす
ということが前提のビザなので、実際のところ、研修後アメリカに残れるかどうかは保証されません。
また、受け入れ企業は最低賃金を払う義務はありますが、研修、ということで
低い給料を設定し残業をさせまくる
なども聞いたことがあります。
なので、研修といえど、受け入れ先は慎重に選ぶべきです!
単にアメリカで働きたいから!だと大変だと思いますし、物価の高い都市なんかであれば家賃で給料が消え、貯金を崩さなけらばいけない、なんてこともありえます。
さらに年々審査は厳しくなっており、特に、
・研修先の研修内容が、大学の専攻とマッチしているか?
・以前の職歴と関連しているか?
などが大変重要視されます。
アメリカでの研修先はどうやって探す?
とまあ、J1ビザのネガティブな点、難しい点も上げましたが・・
実は私、J1ビザで研修中です。
しかも私は幸運にもとても環境のいい会社で受け入れてもらうことができました。
J1ビザを申請するには、まずは研修先探しです。
アメリカで仕事を探すなんて大変!
と思うかもしれませんが、留学エージェントなど、企業とのマッチング、ビザ申請の手続きの代行を専門にしている会社もたくさんあるので、そういったサービスを利用するのもおすすめです。
私は留学エージェントを使ったのですが、やはり新卒ということもありなかなか面接の話さえいただけませんでした。
そこで、私は研修をしたい職種はもう決まっていたので、
現地のいくつもの企業に履歴書を添えたメールを送りました。
返事さえない会社もありましたが、空きがあれば声をかけるよ、といってくれた会社もあり、そして無事に1社と面接をすることができ、そのまま研修を受け入れていただけました。
なのでたとえ留学エージェントを使っても、すべて任せるのではなく、
自分で探すやる気!
なんかも必要だと思います。
その方が受け入れてもらった時の嬉しさはちがいますからね!
次回の記事で、研修先決定後のビザ申請の手続きの流れのお話を少ししたいと思います。
(written by May)
アメリカ留学後、自由の国アメリカで働きたくて、インターンからの正規雇用を実現した20代女子。現在、アメリカの会計士試験にも挑戦中!
インターンの研修先探しやビザ申請手続き、転職など、現在進行形の体験談を紹介します。