オーストラリア在住Tinaです。
今回は、家庭的な男性、亭主関白、奥さんの尻にしかれる、といった
家族の関係のことを話すときに便利な表現をいくつかご紹介したいと思います。
私は亭主関白の父の元で育ち、小さい頃から「男性は家事はしない」という家庭で育ったので、
移住してきて、主人が家事などにわりと協力的なことに正直少し戸惑ったことがあります。
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家庭的な男性 Family man
結婚相手にするなら家庭的な男性がいいという方も多いのではないでしょうか。
Family manって聞いたことがありますか?
仕事よりも家族を大事にする男性というような意味合いでつかいます。
Ex: Tommy goes home every night after work and never likes to spend time away from his wife and kids. He`s a real family man.
トミーは毎晩仕事の後すぐ家に帰って、家族と離れて時間を過ごすのが好きじゃないんだよ。本当に家庭的な旦那さんだよね。
wear the pants 家庭で主導権を握っている
家庭で主導権を握っているという言い方は英語ではなんというのでしょう?
日本語では亭主関白とか奥さんの尻にしかれているといいますが、
英語ではwear the pantsという言い方があります。
昔は、ズボンをはく=男性=家族の中で主導権を持っている
という意味になったようです。
Ex: Adam: Hey what happened to Chris? His phone rang and the next thing I know he was gone.
アダム:おい、クリスどうしたんだよ?電話が鳴ったと思ったら帰っちゃったけど…。
Ben: Oh that would have been his wife calling and telling him to come home. She wears the pants in that house.
ベン:あー、たぶん奥さんからの電話で帰ってこいって言われたんじゃない?奥さんの尻にしかれてるからな。
Ex: Who wears the pants in your family?
あなたの家庭では誰が主導権を握ってるの?
Certainly my husband.
うちは旦那よ。
結婚しているカップルに限らず、付き合っているカップル同士でも使われます。
born with a silver spoon in their mouth 裕福な家庭に育つ
裕福な家庭に育ったという言い方は英語ではなんというのでしょう?
Richはよく聞きますが、少し違う言い方をしたいなというときに
born with a silver spoon in their mouthということができます。
Ex: We may both be wealthy now, but I was not born with a silver spoon in my mouth.
私たちは今は裕福と言えるかもしれないけど、私は裕福な家庭で育ったわけではないの。
I had nothing when I was young.
若い頃は何も持っていなかったのよ。
Ex: Everyone who attends that university was born with a silver spoon in their mouth, so I just don`t think it`s the right place for me.
この大学に通う人はみんな元々裕福な家庭で育っているから、自分だけなんか場違いな感じがするよ。
Ex: Amber doesn`t know anything about working for a living. He was born with a silver spoon in her mouth.
アンバーは働いて生計を立てることは何も知らないんだよ。お嬢様育ちだからね。
知っている単語richやwealthyだけでなくこういう言い方もできるんだなぁ、おもしろいと思ったのでご紹介しました。
家族に関する表現などまだまだご紹介したいものがあるので、また別の機会に書かせてもらいますね。
(written by Tina)