犬のしつけって英語でなんて言う?伏せや待ては英語で?

アメリカ在住のYonaです。
 
捨て犬を飼い始めて3ヶ月程経過し、ようやく犬との生活にも慣れてきました。
 
犬にとっても私たちにとってもこの生活をより良いものにするために、最近は一緒にお散歩する練習や興奮を抑える練習を行っています。
 
また何か困ったことがあれば寝る前に解決策をググって、朝起きたら試して…とトライアンドエラーを繰り返しています。
 
私自身が初心者な事もあり難しいと感じることが多いのですが、元々賢い子なこともあり少しずつ良くなってきていて、その度に信頼関係が築かれている気がして楽しいです。
 
 
ということで今回は、犬のしつけは英語で何というのかをご紹介します。
 
基本的なコマンドも紹介していますので、犬を英語でしつけたい方は是非参考にされてください。
 
 
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しつけは英語で

犬にマナーや技を教えることをしつけと言いますが、これは英語でTrainingと言います。
 
We started potty training on the day she arrived home. She sometimes has an accident but it’s getting much better now.
(犬が家に来たその日にトイレトレーニングを始めました。まだおもらししてしまうこともありますが、今は良くなってきています。)
 
He already knew all the basic manners and some tricks. His foster family trained him so well. 
(既に基本的なマナー全部と技をいくつか知っていました。里親さんがしっかりしつけてくれたんですね。)
 
また、Teachを使って○○を教えるという形にもできます。
 
We’ve taught her sit and stay so far. She’s a quick learner.
(今のところお座りと待ては教えたよ。うちの子は覚えが良いんだよね。)
 
 
 
辞書で「しつけ」と引くとDisciplineと出てきますが、犬には使用しません。
 
また名詞のDiscipline訓練!鍛錬!みたいな意味合いがあり、子供のしつけという意味にはならないかなと思います。
 
動詞のDiciplineは「しつける」という意味で子供に使用することもできます。
 
ただしI have to discipline my child.のような形で使用すると、子供が悪いことをしたから罰を与えてもう同じことをさせないようにするという印象になります。
Be disciplinedと受け身にすると、しつけられている、しっかり教育されている意味合いになり、子どもを褒めるときに使われることがあります。
 
That boy is so disciplined! He stayed seated and kept quiet during the 1-hour service.
(あの男、ご家族のしつけがよいのね。1時間の礼拝の間ちゃんと椅子に座って静かにしていたのよ。)
 
 
 

犬のしつけを英語で

「犬のしつけ」と一口に言ってもトイレトレーニングだったり、おすわり等のコマンドを教えるトレーニングだったり…
 
教えることは沢山あります。
 
 
今回は基本的なしつけとして以下を選んで紹介します。
 
基本のコマンド
 ・トイレトレーニング
 ・クレートトレーニング
 ・リードトレーニング
 ・インパルスコントロールトレーニング
 
 

基本コマンド

人と犬がどちらも幸せに暮らしていくために必要な最低限のしつけのことをBasic Obedience Trainingと言います。
 
例えば、おすわり待てなどのコマンドを教えることがこのTrainingに当たります。
 
ちなみにObedience服従という意味を持つ言葉です。
 
以下は基本的なコマンドです。
 
Yes: よし
No: だめ
Look / Watch me: (飼い主の方を)見なさい
Sit : おすわり
Come: おいで
Down / Lie down: 伏せ
Heel: 飼い主の真横に横に来なさい/座りなさい
Stay: 待て
Release / Free: 待ての解除
Leave it: 無視しなさい
Drop it: 口に咥えているものを落としなさい
House / Home / Kennel / Kennel up: ハウス
 
このようなコマンドができたらご褒美(Rewards)をあげると思うのですが、おやつは英語でTreatsと言います。
 
海外の犬のおやつを探したい時はDog treatsDoggie treatsと検索をかけると色々でてきますよ!
 
 

トイレトレーニング

トイレトレーニング、略してトイトレは英語でPotty TrainingHouse Trainingと言います。

Potty Trainingという言葉は犬だけでなく子供のトイトレにも使用できます。
 
 
こちらではアパートでも戸建てでも外でトイレを済まさせることが多いように思います。
 
勿論エチケットとして、公共の場でトイレをさせた場合は飼い主がお片づけをしなければいけません。
 
子犬や老犬でトイレのタイミングがうまくはかれない場合は、Indoor bathroom(ペット用トイレ)を設置することもあります。
 
私の犬は庭でトイレをさせているのですが、雨の日や花火が鳴り響いている日など犬が外に出るのを怖がる日はPee Pad(シート)を使っています。
 
 

クレートトレーニング

クレート(Crate)とは犬の箱型のハウスの事です。
 
サークルやケージは屋根が付いていない囲いですが、クレートは屋根が付いていることが特徴です。
 
クレートは、主に子犬や小型犬用の持ち運びできる箱の事が多いです。
 
大型犬が入るような檻のような箱型のハウスはKennelと言います。
 
 
Crate Trainingとは、Crateの中にいることに慣れさせるためのトレーニングです。
 
お家によっては犬をクレートの中で寝かせたり、飼い主が出かけるときにクレートで留守番をさせたり、来客の時にクレートに居させたりします。
 
Crate training gives dogs a sense of security and safety and helps give owners greater peace of mind.
(クレートトレーニングは、犬に安心感を与え安全だと教えることができ、飼い主にも大きな安心感を与えることができます。)
 
Crate Trainingができていると犬が恐怖や不安に感じた時に逃げ込む場所になります。
 
犬はCrateに行くだけで安心できますし、人間にとっても自分の犬が不必要に誰かを攻撃したり家中を逃げ回ったりすることが無くなるので安心できます。
 
また、災害などの緊急時に犬をスムーズかつ安全に移動させることができます。
 
私の家族にはよくIs she jailed up again?(君の犬はまた塀の中にいるの?)なんて冗談で言われるのですが、実は人間にとっても犬にとってもwin-winなトレーニングです。
 
 

リードトレーニング

リードは英語でLeashと言います。
 
犬がリードを付けて飼い主と一緒に散歩できるようにするトレーニングの事をLeash TrainingLeash Walking Trainingなどと言います。
 
You have to teach your dog to walk on a leash politely without pulling, lunging or barking.
(犬がリードを引っ張ったり、突進したり、吠えたりせずに、きちんとリードを付けて歩けるよう教えなければいけません。) 
 
私の犬はまだリードを引っ張ってしまう癖があり、リードが少し垂れ下がっているぐらいの距離感で歩くLoose-leash Walkingの練習中なのですが、道のりは長そうです(笑)
 
 
ちなみに首輪CollarハーネスはそのままHarnessです。
 
またエチケットとしてお散歩に行く際には犬のフンを片付けるための袋を持ち歩きますが、これはそのままPoop Bagと言ってしまったり、気を遣う場面ではWaste Bagと言ったりします。
 
 

インパルスコントロールトレーニング

インパルス(Impulse)の意味は衝動
 
例えば
インターホンが鳴った時に吠えてしまったり、ドアに突進してしまう
帰宅した飼い主やお客さんに飛びついてしまう
他の犬や動物に吠えてしまう
お散歩中に地面に落ちている食べ物を拾い食いしてしまう
などといった衝動的な行動や興奮を抑えさせるトレーニングをImpulse Control Trainingと言います。
 
When my husband comes back home, my dog gets excited and jumps up to my husband’s chest. As we read in an article, he ignores my dog until she realizes that’s not the way to get his attention, but it hurts his chest because of my dogs nails.
(主人が家に帰ってくると、犬が興奮して胸に飛びついてしまいます。主人は記事で読んだように、「飛びつくことが構ってもらえる方法ではない」と犬が気づくまで無視をするのですが、犬の爪で主人の胸を傷つけてしまいます。)
 
犬種やその犬の性格にも寄りますが、Impulse Controlは非常に根気のいるトレーニングです。
 
 
以上、犬のしつけについてご紹介しました。
 
 

(written by Yona)

 

アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。

アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。

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[ 犬のしつけって英語でなんて言う?伏せや待ては英語で? ]Yona,日常英会話2022/08/28 15:48