海外旅行をしていて、正直なところ、私が一番面倒だなぁと思うのは、「チップ」。
ハワイで、ホテルの枕元に1ドル札を置くのを忘れて外出した時なんかは、
「あーー、ガッカリされてるんだろうなぁ・・」
とか、
「ケチって思われてるんだろうなぁ・・」
とか、しばらくは気にしてしまうし^^;
他にも、ルームサービスやベルボーイにコンシェルジュ、レストランやマッサージ、タクシー・・
もーめんどくさいっ!
きちんと払うから、最初からチップ込み込みのpriceを提示してくれっ!
と心の中で叫んでいる、日本人な私です。
まぁ、どんなに叫んでも、チップの習慣はなくならないので、少しでも「チップ」のストレスを減らすため、チップの戸惑いポイントを、できるだけ解消しておこうと思います。
Contents
「チップ」を渡すべき場所と人。国によって違う?
チップの習慣がない日本で生活している私たちにとって、
「チップは制度ではなく、あくまでも感謝の意。」
だけど、
「働く人にとって、チップは大切な収入源。生活がかかっている。」
とか言われると、ほんとにもう、プレッシャー以外のなにものでもありません(涙)
でも、こう考えるとシンプルです。
レストランであれば、
食べ物や飲み物の代金は、お店に。
オーダーをとったり料理や飲み物を運んでくれるウェイトレスさんへの代金は、チップとしてウェイトレスさんへ。
チップというと、「心付け」というニュアンスがただよいますが、「サービス料」と考える方が正しいはず^^ サービス業の方たちのお給料なのだ、と。
それは分かったとしても、それでも、チップを、「どこで、誰に、いくら渡すべきか」は、国によってさまざまなのですよね。
例えば、アメリカ(ハワイ)のチップ事情は・・
・ファストフード・フードコート以外のカフェやレストランでは、飲食代の10%-20%
・バーでは、ドリンク1杯につき1ドル
・タクシーは、メーター料金の15-20%
・ツアーガイドには、5-15ドル
・ホテルのハウスキーピング、ベルボーイ、コンシェルジュ、ルームサービスには、1-2ドル
・エステなどでは、15-20%
とまぁ、これだけハッキリしていれば、あとは、お支払い方法を覚えて、忘れないようにするだけなので、大丈夫かと。
しかし、どれだけ1ドル札を用意しとかなきゃいけないんでしょう(涙)
タイに旅行した時は、ちょっと難しかったです。
元々はチップ文化はない国だけど、欧米からの旅行者が増えて、チップを渡すことが慣例になりつつある・・といった、あいまいな感じが、なんとも言えません^^;
元々は、喜んでチップを受け取る国ではなかったのでしょうから。
海外に旅行する場合は、その国のチップ事情を事前に調べておいた方がよいかと思います。
「チップ」の英語表記3パターンは?
「チップ」は、3通りの言い方があり、3つの英語表記を覚えておくとよいようです。
「TIP」
「SERVICE CHARGE(S/C)」
「GRATUITY」
ハワイを含むアメリカでは、「GRATUITY」が頻繁に使われるようなので、絶対に覚えておきたいところです^^
チップは含まれている?レストランなどのレシートの見方とチップ額の計算方法
日本では、レストランやカフェでお会計をしてもらう時に、レシートをまじまじと見ることって、あまりないのではないでしょうか?
せいぜい、自分たちが注文したモノに間違いないか、ということくらいだと思います。
それが、アメリカなどのチップの習慣のある海外だと、以下の工程が必要となります。
慣れるまで、ドキドキしちゃいますよね^^;
①チップ(Tip, Service Charge, Gratuity)が含まれているかどうか?を確認する
Check, please. で、テーブルまで持ってきてもらった伝票をまじまじと見て、チップ(Tip, Service Charge, Gratuity)〇%、が含まれているかいないかを確認します。
伝票を見ても、チップが含まれているかいないかハッキリしない場合は、
Is the tip included ?
と、きちんと聞くべし!
②チップが含まれていなかったら、自分でチップの額を計算し、チップ額と合計金額(Total)を記入する
チップが含まれていない場合は、チップ額と合計金額を書き込む空欄があるはず。
Amount またはSubtotal :飲食代金
Tip:(空欄)←自分でチップ額を記入する
Total:(空欄)←自分で、Amount/Subtotal + Tip を計算して記入する
現金支払いの時、チップ込で合計18ドル支払いたい時は、20ドルを出して、「おつり2ドルください」でもOK。
または、チップを含まない金額を先に支払い、チップを直接ウェイトレスさんに手渡したり、テーブルに置いて出るのもOK。
クレジットカード払いの場合、お店用のレシートとお客さん用のレシートが来るので、お店用のレシートにチップの額を書いて、サインをして、店員さんに渡します。
こちらの動画で、クレジットカード払いのお会計方法をとても分かりやすく実況中継してくれてますよ~^^
こちら↑のお店もそうですが、ハワイなど、日本をはじめとするチップの習慣のない国から観光客が多いところでは、ご丁寧に、チップの額をあらかじめ伝票に印字してくれているレストランも多いです。
12%なら〇ドル、15%なら〇ドル、20%なら〇ドル
と(笑)
Subtotal + Tip = Total
なので、上の動画でもされているように、
Tipの額は、計算しやすいように、端数なしの金額にするのがコツでしょうか^^
このような、あらかじめチップ額が記入されているレシート(伝票)をもらっていやな気持ちになる方もいるようですけど、私はもう、Welcome!!
手間を省いてくれてありがとう!!
とお礼を申し上げたい派です。
チップの渡し方と必要な英会話♪
チップのスマートな渡し方は、笑顔で「Thank you.」といいながら、ポケットからサッと出す感じですね^^
カバンからゴソゴソとお財布を取り出して・・まさかの小銭!?ではなく、お札で^^
あぁ、1ドル札、大事^^;
チップが必要な国に行く時は、チップ用のお財布、必要ですねっ。
ホテルのフロントで、5ドル・10ドル札を、1ドル札に両替して欲しい時は、
May I have singles?
現金で支払う時、おつり=チップの時は、
I don’t need change.
チップ習慣が全く分からない国に行った時、信頼のおける人に聞く。
When and how much should I tip in this country?
日本ではチップの習慣がありません。
Tipping is not customary in Japan.