asukaです。
皆さんには何か「恐怖症」ってありますか?
私は若干の閉所恐怖症なのですが、英会話の外国人教師とそんな話をしていたら、英語には日本ではあまりなじみのない色々な
「恐怖症」
の言い方があることが分かったんです。
恐怖症は英語で、「phobia」と言います。
これに接頭辞をつけたり、「I have a phobia about/for ~」のように言うことで、~恐怖症を表現することができるんですね。
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高所恐怖症 acrophobia
「高所恐怖症」、これは日本でもとてもよく使いますよね!
「高所」なので、「height」と思い浮かべがちですが、高所恐怖症は英語で
「acrophobia」
です。
発音は、「アクロフォビア」。
「acoro-」には、高い、頂上の、先端の、などの意味があり、ギリシャ語の「akros」が由来だそうです。
「acrobat」のacroはこの意味ですね。
私は高所恐怖症です、と言いたい時は、
I’m suffering from acrophobia.
I’m acrophobic.
です。
水恐怖症 hydrophobia
「水恐怖症」、こんな言葉あるのか?と思いましたが・・・
英会話の先生が教えてくれたので、英語では言うんだと思います。
水にもぐったりするのが怖い人は、
「hydrophobia」
と言うんですって。
「ハイドロフォビア」と発音します。
「hydro-」は、水のという意味で、「hydro-plane」(水上飛行機)、「hydro-electricity」(水力電気)などに使われますね。
クモ恐怖症 arachnophobia
クモって、あの脚がいっぱいあって巣を作るクモです。
日本だったら「クモが恐い」ってそのまま表現しますが、英語にはちゃんと言葉があるらしいんですよね。
クモ恐怖症は英語で、
「arachnophobia」
と言います。
「arachno-」は蜘蛛の、という意味なのですが、なぜ「arachno-」なんて言うのかというと、ギリシャ神話に出てくる“arachne”という、クモに変えられてしまう女性のことを指しているんですって。
また、「arachnophobia」という語は、映画のタイトルにもなったそうです。
クモに変えられちゃうなんて、絶対に嫌ですね・・・笑
火恐怖症 pyrophobia
「火恐怖症」、火が怖いだなんて、日本ではあんまり聞かない表現ですよね。
火って私の中では、ローソクの火みたいに心落ち着くイメージなのですが、英語では「火恐怖症」なんて言葉があるみたいなんです。
火恐怖症は英語で、
「pyrophobia」。
「pyro-」は「パイロ」と発音します。
「pyro-」が付く表現は他にないかな?と辞書で調べてみたのですが、火に関する難しい専門用語的なものばかりで、なじみのある単語は見つかりませんでした・・・><
閉所恐怖症 claustrophobia
「閉所恐怖症」、これは日本でもなじみのある表現です!
私も、これです!
閉所恐怖症は英語で、
「claustrophobia」
と言います。
ラテン語の「claustrum」(閉ざされた場所)に「phobia」が付いてできた語だそうですよ。
人恐怖症 xenophobia
英語で「人恐怖症」は、
「xenophobia」
です。
「ゼノフォビア」、と発音します。
英会話の先生から
「人のことが恐い人のことをこう言うんだよ」
と最初に聞いた時は、なんだそりゃ?って思いましたが、辞書を調べてみると、
「外国人、外来者に対して恐怖を抱くこと、他人恐怖症」
と書いてありました。
外国人に対する恐怖ってところは何となくわかるような・・・
ご年配の方の中には、そういう方もいそうです。
これも日本では聞いたことがない表現ですよね~。
他にも「-phobia」の付く表現はあるかもしれません!
もし英語で「~phobia」と聞こえてきたら、何かの恐怖症なんだな、と思ってみてください。
(written by asuka)
2017年夏に第一子を出産した専業主婦です。
英語を勉強するのが趣味!と自己紹介していたほど英語が好きで、学生時代にはTOEICの勉強にドはまり。オーストラリアやニュージーランド、アメリカへの短期留学の経験があり、海外旅行も大好き。 妊娠するまで7年ほど英会話教室に通っていました。
今英語の勉強を頑張っている皆さんのお役に立てるようなコンテンツや、海外で経験したエピソードなどをご紹介していきます!