asukaです。
英会話教室に通っていた時、どうしても行きたくない日がありました・・・。
それは、ディスカッションのトピックが「政治問題」の日!!!
レッスン中、いつもは発言したくて仕方ない私ですが、トピックが政治問題となると途端に黙り込みます・・・。(笑)
用語も難しいし、背景をよく知っていないと話についていけない!
私のように苦手な方も多いのではないでしょうか。
AEONに通っていた時のノートを見ていたら、政治系のトピックの回がいくつか出てきたのですが、
そのうちのひとつが「だます」とか「媚びる」といったメモばっかり書いてあったんです(笑)
面白いので、いくつかご紹介したいと思います!
-
Contents
「だます」pull the wool over someone’s eyes
「だます」は英語でとてもたくさんの言い方があるんですよね。
学校で習う単語だと、deceiveなんかがメジャーなのではないでしょうか。
この日習ったのは、
pull the wool over someone’s eyes
というフレーズ。
同じ「だます」という意味のフレーズですが、ロングマンの英英辞典を見てみると、このように書いてありました。
to deceive someone by not telling the truth
“真実を伝えずに”というニュアンスが入っているようですね。
直訳すると、
“ヒトの目の上に羊毛を引っ張り下ろす”
となり、「だます」のほかに、「ごまかす」とか「ヒトの目をくらます」といった意味があります。
一説によると、このwoolは羊毛ではなく髪の毛(カツラ)のことで、カツラを目のところまで下ろして前を見えなくさせることが「だます、ヒトの目をくらます」という意味に発展したとか。
カジュアルな会話でも使えるフレーズです!
(例文)
The politicians are just trying to pull the wool over voters’ eyes again.
(政治家はまた有権者をだまそうとしている。)
You can’t pull the wool over my eyes like that!
(そんなふうにだまされないわよ!)
Many elderly people are now having the wool over their eyes by frauds and lose money.
(多くのお年寄りが詐欺師によってだまされ、お金を失っている。)※
※受け身の場合は“have the wool over one’s eyes”となるそうです。
“are now pulled the wool ・・・”と言ったら先生に訂正されました。
-
「言いなりになる人、腰ぎんちゃく」lapdog
lapdogには、「膝に乗せられるほどの小型犬」という意味もあります。
上司の膝の上に乗って言いなりになっているイメージなのでしょうかね。
想像するとなんだか可愛らしいですが、軽蔑のニュアンスがあります。
(例文)
She acts like Prime Minister’s most obedient lapdog.
(彼女は首相の最も従順な腰ぎんちゃくのようだ。)
「媚びを売る、ごまをする」brown-nose
どこの会社にもいますよね~、上司に媚び売ってる人って・・・。
見ていて気持ちのいいものではありません(―_―)
そんな時に使えるのがbrown-noseです。
brown-nose + 人で「人に媚びを売る、ごまをする」という意味になりますが、
brown-noserとすると、「人に媚びを売る人、ごまをする人」となります。
(例文)
He has been brown-nosing the boss for years. How do you think he got that promotion?!
(彼ずっと上司にごますってるよね。昇進したことどう思う?!)
He is such a brown-noser!
(彼はとんでもないごますりだ!)
-
ごまかし smoke and mirrors
政治家の人たちって、都合が悪くなるとごまかしたりするイメージがありますよね。
smoke and mirrorsは、「巧妙なうそ」や「ごまかし」に当たるフレーズです。
マジシャンが煙や鏡を使ってオーディエンスの目を欺くことから、このような意味で使われるようになったそうです。
(例文)
What they were doing was just all smoke and mirrors.
(彼らのしていたことはすべてただのごまかしだった。)
-
口先だけ talk the talk
この政治家さん、口先だけでちっとも実行しないじゃないの!みたいな会話をするときに役に立ちそうなフレーズ。
話すを話す?と、なんだか変なフレーズですが、口だけを動かすことを表しているそうですよ。
talk the talkは、walk the walk「実行する」とセットで使われることが多いそうです。
talk the talk and walk the walkで「有言実行」の意味になります。
(例文)
It’s easy to talk the talk.
(口で言うのは簡単だよ。)
They can talk the talk, but can they walk the walk?
(口では言ってるけど、実行できるのか?)
あんまり覚えてないのですが、この日のレッスンはきっと政治家のウソとかごまかしとか、そんな話題で盛り上がったんだと思います(笑)
政治の話題って単語も難しいし、なかなか話しにくいトピックですが、
大人同士の会話では話題に上がることもあるかと思いますので、しっかり勉強しなくちゃいけませんね><
(written by asuka)
2017年夏に第一子を出産した専業主婦です。
英語を勉強するのが趣味!と自己紹介していたほど英語が好きで、学生時代にはTOEICの勉強にドはまり。オーストラリアやニュージーランド、アメリカへの短期留学の経験があり、海外旅行も大好き。 妊娠するまで7年ほど英会話教室に通っていました。
今英語の勉強を頑張っている皆さんのお役に立てるようなコンテンツや、海外で経験したエピソードなどをご紹介していきます!