メキシカンの家にある調理器具や食器③

アメリカ在住のYonaです。

メキシコならではの調理器具や食器のご紹介、第3弾です!

アメリカでメキシコ系の家族と同居している私が、家にある珍しい普段使うことがある調理器具や食器を紹介しています。

日本のアマゾンでも手に入るものもあるので、気になったらぜひ検索してみてくださいね!

 

※以下、調理器具名は「スペイン語名(英語名)」でご紹介します。

 

第1弾、第2弾はこちら↓!!

 メキシカンの家にある調理器具や食器①

メキシカンの家にある調理器具や食器②

 

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Esprimidor de límon(Citrus squeezer)

Esprimidor de límon(エスプリミドール・デ・リモン)は、シトラスを絞るための器具です。

主にレモネードなどのドリンクを作るときに使います。

 

   

ここで、私がよく飲むドリンク2種類をご紹介します。

まずは夏になると義父が必ず作ってくれるライムネードです。

このEsprimidorを使って大量にライムを絞り、そのジュースと氷水とお砂糖と混ぜるだけです。

暑い夏にはぴったりの飲み物です。

少し多めに作って残したものを冷凍庫で凍らせて、かき氷機でかき氷を作っても美味しいですよ。

 

2つ目は、喉風邪になった時に良いライムはちみつジュース

ライムを絞ったジュースとはちみつを混ぜ、それを水で割ったり紅茶に混ぜて飲みます。

これを飲むと喉の痛みがだいぶ楽になります。

ぜひ一度お試しください。

 

余談:どっちがレモン?どっちがライム?

スペイン語でレモンはLimón(リモン)と言います。

ただし、メキシコでのLimónは主にこの果物を指します。

そう。メキシコでは、Límon=ライムなんです。

 

では私たちがレモンと呼ぶこの黄色い果物は何と呼ぶのでしょう?

メキシコ人の義祖母に聞いたところ、黄色いレモンもLímonと呼ぶそうです。

ただやはり主流のLímonは緑色のライムです。

どうしても黄色いレモンが欲しい場合は、
Límon amarillo(黄色いレモン)」とか「Límon americano(アメリカのレモン)」などと
特徴を説明する必要があるとのことでした。

また、義祖母曰く、スペイン語でライムを指すLima(リマ)は、
メキシコではこの2つとはまた違う緑色の大きな果物を指すとのことでした。

ちなみに、他の国ではどう呼ぶのかが気になって、
普段私と言語交換をしてくれているペルー、アルゼンチン、スペインの友人に

「この2つの果物の名前を教えて!」

と聞いてみました。

すると、ペルーの友人からは、
緑色の果物はLímon(直訳:レモン)、黄色の果物はLima(直訳:ライム)

アルゼンチンとスペインの友人からは、
緑色の果物はLima(直訳:ライム)、黄色の果物はLímon(直訳:レモン)

という回答がありました。

どうやら国によって少しずつ呼び方が違うようですね。

面白いです。

 

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Ollas de Barro y Platos de Barro(Clay pots, Clay plates)

Barro粘土という意味です。

Ollas de Barro(オヤス・デ・バーロ)粘土製の鍋

Platos de Barro(プラトス・デ・バーロ)粘土製のお皿の事を言います。

 

粘土で作られた鍋や食器はメキシコの伝統的に使われています。

その歴史は長くアステカの時代から使われていると言われています。

Barroで作られた鍋は、材料にゆっくり均等に熱を通します。

そのため美味しいビーンズが作ることができ、今でもこの鍋を使う家庭は多いと叔母から教えてもらいました。

私の家ではお鍋はインテリア、お皿はお客様用にしてしまっていてほぼ使ったことはありません。

しかし、たまに叔母がメキシコから来るとこのお鍋を使ってお料理をしてくれます。

 

以上、メキシコならではの調理器具や食器をご紹介しました。

 

(written by Yona)

 

アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。

アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。

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[ メキシカンの家にある調理器具や食器③ ]Yona,海外生活2019/02/25 09:03