アメリカ在住のYonaです。
私は今、主人と彼の家族と同居をしています。
主人の家族は元はメキシコからの移民なので、
私はアメリカに居ながらメキシコの文化も勉強させてもらっています。
メキシカンと言うことでもちろんお料理もメキシコの料理を食べる事が多いです。
これまでにもこのブログでお料理をいくつかご紹介しました。
参考: メキシカンの叔母に学ぶ「Empanadas(エンパナダ)」の作り方!
デザート用のタマレス、Tamales de Azucarの作り方!メキシコの年末行事Tamalada 2018年版!
メキシコの年末行事Tamalada!Tamalesを大量に作る!本場のレシピ♪
さて今回は、そんなメキシカンな私の家族の家にある、
メキシコならではの調理器具や食器をご紹介します。
※以下、調理器具名は「スペイン語名(英語名)」でご紹介します
第2弾、第3弾はこちら↓!!
Contents
Calentador de Tortillas(Tortilla warmer)
Calentador de Tortillas(カレンタドール・デ・トルティーヤス)は、トルティーヤ用保温容器のことです。
トルティーヤとは?
Tortilla(トルティーヤ)はトウモロコシの粉や小麦粉で作った薄いパンの事でメキシコの主食です。
タコスの具を包んでいる皮の部分がTortillaです。
※写真は温める前のTortillaで、温めるともう少し白っぽくなります。
メキシコでのTortillaは日本で言うご飯のような扱いです。
おかずを入れてタコスを作って食べたり、ちぎっておかずを巻きながら食べたりします。
その日のメニューが中華とかパスタとかでない場合はほぼ必ずTortillaを食べます。
トルティーヤ用保温容器
Calentador de Tortillasは、トルティーヤが冷めたり乾いたりしてしまわないように入れておくための容器です。
ごはんの時には食べる分を温め、温めたTortillaをこの容器に入れて食卓に置きます。
日本でいう「おひつ」のようなものです。
メキシカンレストランでも保温容器が使われていて、プラスチック製の容器にTortillaを入れて提供されます。
日本にあるメキシカンレストランでも同じように提供されているかはわかりかねますが、
行かれる際にはぜひチェックしてみてください。
私の家には藁を編んだバスケットのような容器を持っていますが、ほぼ使ったことがありません。
義父のこだわりで、食べたい時にフライパンで温めて熱々のTortillaを食べるスタイルだからです。
ただ、大人数のお客様が来た時はコンロと食卓の往復が大変なのでそういう時に使います。
※今回は貸出中で写真が撮れませんでした。
Tortillera(Tortilla press)
Tortillaを自分で作る時に生地を薄く丸く伸ばす作業が必要なのですが、
Tortillera(トルティレラ)はその際に使われます。
鉄板でTortilla一つ分に丸めたの生地を挟んでギューッと押しつぶします。
使う際は生地がくっつかないようにオイルを引いたりラップを引いたりするのをお忘れなく!
私も何度か義祖母のお手伝いでTortillaを自作したことがあります。
Tortillaは保存用も含め一度に大量に作るのでこの機械があると本当に便利です!
一度、麺棒を使って作ったことがあるのですが、均等に薄く伸ばすのはなかなか時間がかかって大変でした。
Comal(Flat griddle)
Comal(コマル)は浅くて小さなフライパンの事です。
主にTortillaを温めますが、Tamalesやパンを温めたりするのにも使えます。
私の家は住んでいる人数が多いのでComalは使わずに大きめのフライパンで一度に何枚も温めています。
しかし、メキシコに住んでいる叔母の家に泊まった時はComalが常にコンロにおいてある状態でした。
続きはこちら↓↓から!!
メキシカンの家にある調理器具や食器②
メキシカンの家にある調理器具や食器③
(written by Yona)
アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。
アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。