クリスマスのデコレーションを英語で!イルミネーションは通じない?

こんにちは!アメリカ在住のYonaです。

 

気づけばもう12月。

町はすっかりクリスマスムードです。

私の近所でもクリスマスのデコレーションをしているお家が多く、外に出る度にクリスマスを感じます。

 

ということで今回は、クリスマスのデコレーションで使うものは英語で何というかをご紹介します。

ぜひ日常会話でクリスマスについて話すときの参考にしてみて下さい。

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Christmas Light

クリスマスのイルミネーションの事を、英語ではChristmas Lightと言います。

Illuminationには「照明」という意味がありますが、この単語では相手に明るい電球や野球場の照明塔のようなものを想像させてしまうので注意しましょう。

 

モールや遊園地はもちろんですが、私の住んでいる町では家の前のお庭でライティングをしているお家が多いです。

住宅街を車で走るだけでもクリスマスを満喫できます。

 

ちなみに、クリスマスが過ぎてもイルミネーションイベントをやっている場所もありますよね。

その場合は、Winter LightHoliday Lightと言うことができます。

お家のライティングの場合はParty Lightと言えば良いでしょう。

 

Ornament

クリスマスツリーの装飾に使う小さな飾りの事をOrnamentと言います。

一言でOrnamentと言ってもいろんな飾りがありますよね。

Ball、Pinecones(松ぼっくり)、Snowfrakes(雪の結晶)、Snowman(雪だるま)が一般的でしょうか。

アメリカのスーパーでは子供たちのためにスパイダーマンやニンジャタートルズ、スターウォーズのキャラクターの飾りなども売っています。

 

ツリーの一番上に飾るものはTopperと言います。

最近ではリボンなど色々な種類の飾りがありますが、やはり最も有名なものと言えばStarでしょう!

 

実は、クリスマスツリーの上に飾る星には意味があります。

この星は「Star of Bethlehem(ベツレヘムの星)」を表しているといわれています。

ベツレヘムは町の名前で、イエス・キリストが生まれたとされる場所です。

イエス・キリストが生まれた直後、空に誰も見たことのない星が輝いたと言われています。

その星が東の国にいた三賢者(3 wise men)たちにキリストの誕生を知らせ、彼らをベツレヘムのキリストのもとへ導いたのだそうです。

 

Wreath

クリスマスシーズンに壁や扉に飾るリースは英語ではWreathと書きます。

最近は造花の場合も多いですが、本来リースはPine(松)やHolly(ヒイラギ)を使って作られます。

 

PineとHollyは秋になっても葉が落ちない常緑樹で、年中緑の葉がついた姿を見ることができます。

このことから、リースはEternal life(永遠の命)を表していると言われています。

 

キリスト教では、クリスマスリースはキリストの苦しみと死への勝利を表していると言われています。

ヒイラギの枝にあるトゲは、イエス・キリストが十字架に磔になった時の冠を表しています。

また、赤い実はイエス・キリストが流した血を表していると言われています。

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Nativity scene

Nativity sceneは、イエス・キリストが誕生したシーンを表した飾りのことです。

ツリーのオーナメントような小さなものから、庭先に置くような大きなものまで様々です。

 

イエス・キリストは、ベツレヘムの家畜小屋でマリアから生まれたとされています。

飾りにも赤ちゃんのキリストがマリア、羊飼いのヨセフ、東方の三賢者に囲まれている姿が描かれていることが多いです。

クリスマスの時期になると、敬虔なキリスト教徒の方のお家や教会に大きなオブジェが飾られているのをよく見かけます。

Thanksgivingの余韻に浸っていても、これを見ると「もうクリスマスかー!」と実感させられます。

 

Mistletoe

Mistletoeヤドリギの事です。

日本ではあまり馴染みのない飾りかもしれません。

ヤドリギの枝をリボンなどで束ねて下向きに飾ります。

 

みなさんは、「ヤドリギの下でキスをする」という欧米の言い伝えをご存知でしょうか?

ヤドリギの下で出会った男女はキスをしても良いという言い伝えです。

英語ではKissing under the mistletoeや、A kiss beneath the mistletoeなどと言います。

映画の演出や音楽の歌詞によく出てくる風習なので覚えておくとよいでしょう。

 

このヤドリギとキスの言い伝えは北欧神話から来ています。

元々は、

ヤドリギの下では女性はキスを拒むことができない、なぜなら翌年の結婚できなくなってしまうから

という話だったようです。

 

残念ながら、私の周りや主人の家族・親族や友達の家ではこのMistletoeを飾っているお家を見たことがありません。

ただ、元々が北欧神話なのでヨーロッパ系のお宅だと飾っている可能性があるかもしれないとのことです。

 

 

いかがでしたか?

今回はクリスマスのデコレーションを英語で何というかをご紹介しました。

皆さんのお家に飾るデコレーションはありましたか?

ぜひ日常会話の参考にしてみてくださいね!

 

(written by Yona)

 

アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。

アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。

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[ クリスマスのデコレーションを英語で!イルミネーションは通じな... ]Yona,日常英会話,海外生活2017/12/07 07:54