asukaです。
皆様、Hot cross bun(ホットクロスバン)ってご存知ですか?
ホットクロスバンとは、イギリスやオーストラリア、ニュージーランド、アメリカの一部地域などで食べられている菓子パンのことで、表面に十字が書かれているのが特徴的です。
日本で見たことがある方は少ないのではないのでしょうか。
全くメジャーではないですよね。
Contents
Hot cross bun(ホットクロスバン)って?
ホットクロスバンとは、先ほど申し上げた通り菓子パンのことなのですが、
レーズンやオレンジピール、カレンズ(小粒のレーズンのようなもの)などのドライフルーツと、ナツメグ、シナモン、グローブなどのスパイスを加えた生地に、十字の模様が描かれています。
形は日本で言うちぎりパンのような感じで、ふわふわと柔らかくて甘みがあり、ほんのり香るスパイスがたまらなく食欲をそそるんです!
今では一年中スーパーなどで売られているようですが、元々はキリストの復活祭、イースターの期間のうち、キリストが磔になった金曜日「グッドフライデー(聖なる金曜日)」に食べられていたそうです。
表面の十字の模様は、十字架を表しているのだとか。
だから、Hot cross(十字架) bun なんですね!
イースターと言えばホットクロスバン!と言われるほど、メジャーな菓子パンです。
ホットクロスバンの食べ方
特に決まった食べ方はないのだと思うのですが、私のホームステイ先(ニュージーランド)では、
1ブロックを横半分に割ってトーストし、バターをたっぷり塗って食べていました。
シナモンの香りと甘いドライフルーツ、そしてバターの塩味がなんとも言えずマッチして、朝からいくらでも食べれてしまいそうなほど美味!
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、わたし的には焼いてバターが最強かと思われます。
ん~♪なんておいしそうなんでしょう♪
調べたところ、焼いてバターを塗るのがどうやら王道の食べ方のようなのですが、半分に切ってキャラメルクリームやジャムを塗ったり、チーズやベーコンを挟んで食べたりするアレンジ法もあるようです!
こんな面白いサイトを見つけました♪
bunって?
ホットクロスバンはおいしい菓子パンであることはお分かりいただけたかと思いますが、
“bun”ってなんだかご存知ですか?
私のようにパン好きな方は、“bun”=パンであることはすぐに分かるかと思いますが、“bread”ではダメなのでしょうか?
私自身、イマイチよく分かっていなかったので調べてみました。
“bun”とは、小さくて丸い形状のパンのことです。
イギリスでは甘味を加えた丸型のケーキやロールパンのことも“bun”と言うそうです。
食パン一斤などと比べて小さくて丸ければ“bun”と言えるようなので、日本の菓子パンなんかはその多くが“bun”で表現できるかもしれませんね。
(菓子パンの英語一例)
ジャムパン jam bun
あんぱん sweet bean bun
カレーパン curry bun
クリームパン cream bun
ハンバーガーのパンの部分は、バンズって言いますよね。
丸い形状のパンなので、“bun(s)”です。
一方で“bread”は、パンの総称であり、“bun”も“bread”のうちのひとつ、ということになります。
bagel(ベーグル)やcroissant(クロワッサン)、baguette(バゲット)なども“bread”の仲間です。
なお、食パンはそのままbreadまたはwhite breadと言うそうです。
ホットクロスバンの思い出
ホットクロスバンとの出会いは15年くらい前、ニュージーランドで人生初のホームステイを体験した時のこと。
パン好きの私は、その美味しさにどっぷりハマってしまったのでした!
春休み期間中(3月)を利用しての短期留学だったので、ちょうどイースターに向けてホットクロスバンが多くスーパーに並んでいたのかもしれませんが、ホストママが毎日のようにホットクロスバンを出してくれていたのです。
見慣れない形のパンに初めは「なんだこりゃ・・・」と思っておりましたが、その美味しさにびっくり!!
「こりゃ毎日でも全然イケるわ!」と思いながら遠慮なしにバクバク食べていたのでした(笑)
そんなドはまりしたホットクロスバンですが、帰国の際、日本までの長旅のお供にしようと帰国前日にスーパーで買い、少しずつむしゃむしゃ食べながら空港に向かい、トランジットで降りた空港でまた食べようとバッグから取り出したら・・・
なんと、カビがぁぁぁ!!!
もうショックでショックで・・・(泣)
さすがに飛行機の中でおなかピーピーはキツイので、心の中でおいおい泣きながらゴミ箱に捨てたのでした・・・。
ホットクロスバンの歌?!
この前、0歳児の我が子に聞かせようと英語の童謡(nursery rhyme)をYou Tubeで再生していたら、「Hot cross buns」という歌が流れてきたんです!
(歌詞)
Hot cross buns. Hot cross buns.
One a penny, two a penny.
Hot cross buns.
Give them to your daughters.
Give them to your sons.
One a penny, two a penny.
Hot cross buns.
(ホットクロスバンズ、ホットクロスバンズ)
(ひとつ1ペニー、ふたつで1ペニー)
(ホットクロスバンズ)
(娘さんにあげてね)
(息子さんにあげてね)
(ひとつ1ペニー、ふたつで1ペニー)
(ホットクロスバンズ)
ついつい口ずさんでしまいそうな可愛らしい歌ですよね♪
うわぁぁー!ホットクロスバン!大好きなホットクロスバン!
と、0歳児に向かって言ってしまったおかしなママです(笑)
こんなふうに歌になるほどメジャーで多くの人に愛されているホットクロスバン、どうして日本にないんでしょうかね?
こうなったら自分で作るしかない!(笑)
ホットクロスバンのレシピ
ということで検索してみたら、レシピがたくさん出てきました!
牛乳とバターと卵、小麦粉やドライイーストなど、一般的なパンを作るのとそんなに変わりはなさそうです。
頑張れば自分でも作れそうですね!
せっかくなので、このレシピを使って英語のお勉強をしたいと思います♪
捏ねる、(オーブンの)余熱、ラップ、クッキングペーパーなど、どのように表現されているのでしょう?
詳細は、次の記事、
Hot cross bun(ホットクロスバン)のレシピで英語のお勉強♪
へ!
いかがでしたでしょうか。
記事を書いていたらものすごく食べたくなってきました♪
イギリスやニュージーランドなどへ行かれる予定の方は、ホットクロスバン、是非探してみてくださいね!
(written by asuka)
2017年夏に第一子を出産した専業主婦です。
英語を勉強するのが趣味!と自己紹介していたほど英語が好きで、学生時代にはTOEICの勉強にドはまり。オーストラリアやニュージーランド、アメリカへの短期留学の経験があり、海外旅行も大好き。 妊娠するまで7年ほど英会話教室に通っていました。
今英語の勉強を頑張っている皆さんのお役に立てるようなコンテンツや、海外で経験したエピソードなどをご紹介していきます!