えりっくです。
日本語にも各地に訛りや方言があるように、英語圏でも地方によってイントネーションが変わったり、独特のなまりがあります。
私が留学していたニュージーランドでは、イギリス英語が基本ですが、やはり
「何て言ったの?」
と聞き返したくなるような訛りがありました。
ニュージーランドとオーストラリアはひとくくりにされがちですが、オーストラリアのイントネーションともまた違った独特のものがあるんですよね。
そこで今回は、ニュージーランドの英語のなまりにはどんなものがあるのか、ご紹介したいと思います☆
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”pen”は「ピン」に聞こえる?
ニュージーランドの英語では、「エ」の音が「イ」に近くなります。
ペン(pen)もピェンという風に聞こえます。(ちょっとわかりにくいですね。 ^^;)
実際に私がカフェでお茶をしていると、隣に座っていたKIWIの女性に
“Can I borrow your pen?”
(ペンをお借りできますか?)
と話しかけられましたが、ペンではなくピンと聞こえて、
「ピン?画鋲?ヘアピン???」
と一瞬固まってしまいました。
ちょっと考えてペンだとわかって貸すことが出来たので良かったですが、
「これがニュージーなまりか!」
と焦りました。
余談ですが、ニュージーランドに生まれ育ったネイティブの人達のことをKIWI(キーウィ)と呼びます。
翼の無い鳥のKiwiから取っていて、その鳥と同じく、現地の人はおおらかでのんびりしているということにちなんでいるそうですよ。
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”her”はフーァに聞こえる!
代名詞でおなじみの”her”ですが、カタカナ表記すると「ハー」になりますよね。
しかし、ニュージーランドでは「フーァ」に近い発音になります。
これはKIWIが皆言っているわけではない印象ですが、私のホストマザーだった女性はかなり訛りがキツく、herをフーァと言っていました。
まだニュージーランドへ来てまもない頃で独特なアクセントを知らず、最初はフーァフーァと言われて全くわからなかったです。(涙)
次第に前後の文脈で
「あ、フーァってハーのことなんだ」
とわかるようにはなりましたが、かなり印象的な単語でした。
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ニュージーランド英語を動画でチェック!
文字だけで説明してもピンと来ない方も多いと思うので、いくつかニュージーランド英語について説明している動画を2つご紹介したいと思います。
こちらの動画では、最初のほうで「Ben」という名前のアクセントについて話しています。
ベンという発音がビンに近くなる、と話しています。
オーストラリア出身の男性がニュージーランドのアクセントについてわかりやすく説明しています。(ちょっと早口ですが・・)
Eの音がIに、Iの音はUに、Oの音はOoooo(ウーに近い)になる、と言っていますね。
例文には字幕もついているのでわかりやすいと思います。
ニュージーランドはロードオブザリングが撮影された国でもあるので、登場人物にリスペクトを払うように、と言っているのも面白いですね。(^_^)
ニュージーランドには独特のアクセントがあるので、渡航を考えている皆さんはぜひ動画をチェックしてみてくださいね☆
(written by えりっく)