アメリカ在住のYonaです。
年始に自分が濃厚接触者になったことがわかり、新型コロナウイルスCovid-19のテストを受けに行ってきました。
幸い、結果は陰性でした。
ということで今回は、Covid-19のテストの種類のおさらいと私が受けたテストについてをご紹介します。
ちなみに、こちらではEssential workerの方のワクチン接種は始まっているようですが、一般への供給はまだ先になりそうです。
Contents
Covid-19のテストの種類
Covid-19のテストについてもう一度おさらいをしましょう。
ここからの情報はFDAのCoronavirus Disease 2019 Testing Basicsを参考にしています。
Covid-19のテストにはDiagnostic tests(診断検査)とAntibody tests(抗体検査)の2種類に分けることができます。
FDAによると
A diagnostic test can show if you have an active coronavirus infection and should take steps to quarantine or isolate yourself from others.
(診断検査とは、活動性コロナウイルスに感染しているかどうか、そして他の人から自身を隔離する措置を講じる必要があるかどうかがわかります。)
つまり、感染している可能性があるから検査を受けに行こう!となった場合に受けるテストはこのDianostic testsになります。
Diagnostic testsには2種類あります。
PCR検査のようなMolescular tests(分子検査)とAntigen tests(抗原検査)です。
Molescular testは正確性が高く、繰り返しテストを受ける必要がありません。
しかし過去にCovid-19にかかっていたという場合にも陽性反応が出てしまう可能性があります。
Antigen testはMolescular testに比べて結果が出るのが早く、行われるテストにも寄りますが約15~30分で結果が得られるそうです。
しかしデメリットとして、陽性反応は通常非常に正確であるものの擬陽性が起こり得ること、陰性の場合でもMolecular testをして本当に陰性なのかを確認しなければならない可能性があることが挙げられます。
ちなみに私が今回選んだテストはPCR testなので、このMolescular testに該当します。
私が行った場所では24時間以内に結果を返すと言っていて、実際半日ほどで結果が返ってきました。
一方、FDAによるとAntigen testは
An antibody test looks for antibodies that are made by your immune system in response to a threat, such as a specific virus.
(抗体検査では、特定のウイルスのような脅威に反応して免疫システムが作る抗体を探します。)
つまり、Antigen testでは過去にウイルスにかかったことがあるかがわかります。
抗体がつくられるまでには数日~数週間を要するので、検査時点でCOVID-19にかかっているのかを診断することはできません。
場所によって行っているテストの種類は異なるようなので、まずはインターネットで調べてみてください。
検査はどんな感じだった?
At the beginning of the year, one of my husband’s aunts tested positive. I, my mother-in-law and grandmother-in-law met her 2 days before she found out. I had no symptoms however, I went to take a test in order to give my in-person Zumba class safely.
(年始に主人の叔母の一人に陽性反応が出ました。私と義母、義祖母はそのことがわかる2日前に彼女に会っていました。私は症状はありませんでしたが、安全に対面のズンバのクラスを行うため、テストを受けに行ってきました。)
私の地域では無料でCovid-19のテストを受けられる場所が何ヵ所か設けられています。
インターネットで調べてみると無料でテストを受けられる場所にも色々あり、
・Appointment required(要予約), optional(予約もできる), or walk-in only(先着順)
・In-building(建物内で受ける) or curb-side(車の中で受ける)
・Symptomatic testing(症状が出ている)or Asymptomtic testing(無症状)
など場所によって条件が異なりました。
私はクラスを行っているスタジオ側からの指定はなかったので、自宅から近いAsymptomatic-onlyのPCRテストを受けられる場所を選択しました。
私が行った会場は地域のイベントセンターの一角で、建物内に入ってテストを受けるタイプでした。
予約なしの先着順だったので少し早めに行ったのですが、既に何名かソーシャルディスタンスを保って並んでいました。
この場所は事前に自身の個人情報を記入したり、簡単な質問に答えて登録しておく必要がありました。
登録ができていない場合には、受付係の人が代わりに行っていました。
極力感染を避けるためAsymptomatic-onlyの場所を選択したのですが、何名か症状が出ている人が間違えて来ていて検査を断られているのを目撃してしまい少し怖かったです。
建物に入る前に症状の有無を確認され、持ち物検査をし、手の消毒をし、受付を済ませていざテスト!
この場所では看護師さんの監視の下、自分で検体を採取します。
綿棒で両方の鼻の穴を10回ずつ円を描くように擦り、粘膜の付いた綿棒を入れ物に戻して終了でした。
並ぶ時間を含めて、トータルで30分程で終了しました。
ちなみに私の義母が行った病院では、看護師さんが長い棒を鼻に突っ込んで鼻の奥の方から検体を採取してくれたそうです。
And, we all tested negative!
(全員陰性でした!)
私は今回無料のテスト会場を選択しましたが、やはり人が密集しますし待ち時間が長いです。
また検体も自分で採取するので、ちゃんと結果が出るのか不安な方もいると思います。
個人的には、そのような方は有料の場所を選んだ方が良いと思います。
コストは場所によって異なりますし、保険適用かどうかも異なります。
友人によると、会社によっては色々と指定がある場合もあるとも聞いています。
テストを受けなければいけなくなった場合は、必ず自分のニーズに合っているのかを確認して場所を選択してくださいね。
以上、Covid-19のテストについてご紹介しました。
(written by Yona)
アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。
アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。