えりっくです。
留学をお考えの皆さん、
「登校初日ってひとりで学校まで行かなきゃいけないの?」
「帰りはどうやって帰るか誰か一緒に来てくれるの?」
と登下校の不安を抱いたことはありませんか?
見知らぬ土地でいきなり学校まで行って帰ってこい、と言われても、道はわからないし公共機関を使うにしても駅やバス停がわからないと無理ですよね。
でも不安になることはありません!
ホームステイの場合、登下校初日はホストファミリーが送迎し、帰りに最寄りのバス停や駅、家から学校までの行き方をしっかりと教えてくれます。(^_^)
これもホストの仕事のひとつです。
しかし、私の場合学校初日から泣きたくなるような出来事に発展したので、エピソードをご紹介したいと思います。
これから海外への渡航をお考えの皆さんのお役に少しでも立てたら嬉しいです!
>> ホームステイ体験記②ランチを作ってくれたのは最初の1週間・・
>> ホームステイ体験記③ 登校初日、独りで家まで帰る試練が!
>> ホームステイ体験記④我慢の限界で、ついにさようなら・・
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学校初日、ホームステイ斡旋会社によるオリエンテーションがあることを忘れたホストマザー
期待と不安に満ちた登校初日、ホストマザーが車で学校まで送ってくれました。
「帰りも迎えに来るからね」と言って別れたのですが、その日は授業が終わったあとにホームステイ斡旋会社によるオリエンテーションがあったのです。
それは、これから生活するうえで必要になる携帯電話の購入や銀行口座の開設のサポートをしてもらったり、生活するうえでの注意点やマナーなどを教えてもらう重要なものでした。
しかし、ホストファミリーに
「オリエンテーションがあるから迎えは17時に」
と斡旋会社からの連絡が事前にされていたのにも関わらず、私のホストマザーは授業が終わる15時に学校に迎えに来ていたのです・・。
15時に学校に来ても、私はオリエンテーションで街へ出ていたので合流出来ず、ホストマザーは
「仕事に戻らなくちゃいけないからバスに乗って自分で帰ってくるように。娘を最寄りのバス停に行かせるからそこで降りるように」
と伝言を学校スタッフに残し去っていったそうです・・。
- 地図を必死に見ながら行き先を確認するも・・
ホストマザーからの伝言を聞いた私は絶望しました。
なぜなら、
- どのバスに乗ればいいのかわからない(NZはバスの路線がたくさんあるため)
- バス停を知らない
- バス乗車のルールを知らない(NZのバスは乗る時にカードをかざすかお金を払う)
と、未知の世界だったためです。(◎_◎)
幸い、ホームステイ斡旋会社のスタッフが「60番のバスが家の近くまで行く」と教えてくれ、オリエンテーションでバスカード(Metro card)を購入していたのでスムーズにバスに乗ることが出来ました。
バスに乗るときには、拙い英語で「ここに行きたい」と地図を指指し、「着いたら教えてください」とお願いしました。
オリエンテーションでクライストチャーチの地図をもらっていたので、地図と走行している道を必死の形相で交互に見続けました。(笑)
あまりに私が涙目で必死だったので、隣に座っていた女性に
“Where would you like to go?”
(どちらまで行きたいのですか?)
と声を掛けられました。
現地の方は優しくて大らかな人が多いです。(^_^)
ここに行きたい、とその女性に地図を見せたところでバスが停まり、運転手さんがわざわざ私の席まで来て「ここだよ」と教えてくれました。
そこで待っているはずのホストシスターの姿は・・ありませんでした。
「どうしていないの?!このバス停で合ってるの?!」
と不安になりましたが、降りるとたしかにそこは家がある通りの近くのバス停でした。
また地図を見ながら歩いていくと無事家に辿り着くことができて、とても嬉しかったのを覚えています。
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バス停にいるはずだったホストシスターはどこに?
やっと家に入ると、なんとリビングのソファでごろ寝して携帯をいじっているホストシスターの姿が目に飛び込んできました。(笑)
“Hi. How was your day?”
(1日どうだった?)
と携帯から目を離さず聞かれ、色々と察しましたね・・。
この1日で学んだことは、
- 不安でもとりあえずやってみたら何とかなる
- 英語が伝わるか、ではなく、伝える!という意思が大事
- 善人も悪人もいる
です!3つ目は世界共通ですね。(笑)
学校初日から試練続きでとても疲れましたが、現地の人の優しさ(とレイジーさ 笑)に触れることの出来た日でもありました。
(written by えりっく)