映画「リメンバー・ミー」で英語学習!セリフの意味や用法を解説①

※※※ この記事は映画「リメンバー・ミー」のネタバレを含みます。 ※※※

 

アメリカ在住のYonaです。

 

ディズニーの最新映画「リメンバー・ミー」の舞台はメキシコ

メキシコ系の家族に嫁いだ私が、映画に出てくるメキシコの伝統行事や音楽、言葉を紹介しています。

 

今回はネタバレを含む復習編第2弾です。

映画のセリフの中から日常会話で応用して使えるものをご紹介します。

是非覚えて使ってみてください!

 

 

 

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リメンバー・ミーのセリフに使われている英語表現や単語

紹介したい単語や表現はたくさんあるので、今回は、

映画の冒頭からミゲルが死者の国に行くまでのシーン

から、セリフをピックアップしました。

 

He and his family would sing and dance and count their blessings.

He and his family would sing and dance and count their blessings.
意味:彼と彼の家族は歌ったり踊ったり幸せを数えたりしたものでした。

 

物語の一番最初の部分で主人公ミゲルが自分の家族の昔話を語っている時のセリフです。

 

過去の話を懐かしんで語る場合にWouldがよく使われます。

映画やドラマでよく使われているので覚えておきましょう。

 

また、予習編のブログでもご紹介したようにBlessingsには様々な意味があります。

この文章では、「幸せにしてくれるもの」を意味しています。

count their blessingsと言うと、

落ち込みそうな時に自分の恵まれた点や幸運な時のことを数えたり、思い出して感謝する

という意味になります。

 

Oh, you’re a twig, mijo. Have some more!

Oh, you’re a twig, mijo. Have some more!
意味:あら、小枝のように細いわね。もっと食べなさい。

 

みんなで夕食を食べている時に、エレナおばあちゃんがタマレスのおかわりを断ったミゲルに対して言ったセリフです。

 

Mijoは、スペイン語で私の息子という意味です。

ただ、他人の場合でも自分より年下の男性に対してはMijoと呼びます。

よくメキシカンのおばちゃんが店員さんにMijoMija(女性バージョン)と呼んでいるところを目にします。

 

twigは細い枝、小枝を意味します。

You’re a twig.と言うと、

あなたは細すぎて枝のようにポキッと折れてしまいそうだ

という意味合いになります。

 

The plaza is crawling with mariachis.

The plaza is crawling with mariachis.
意味:広場にはマリアチがうようよいる。

 

○○ is crawling with XXで、XXが○○にうじゃうじゃいるという意味になります。

人だけでなく虫や動物にも使われます。

うじゃうじゃ、うようよという響きからもわかるように、ネガティブな意味で使われます。

 

Never name a street dog.

Never name a street dog.
意味:もう絶対に野良犬に名前なんてつけないで。

 

ミゲルがかわいがっている野良犬のダンテが寄ってきた時にエレナおばあちゃんがミゲルに言った言葉です。

 

Don’tではなくNeverを使っているので、

「決して~しないで!」

という意味になる非常に強い否定命令文です。

 

Street dog野良犬という意味です。

反対に、飼い犬の場合はHouse dogと言います。

 

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I don’t want you sneaking off to who-knows-where.

I don’t want you sneaking off to who-knows-where.
意味:私はあなたに誰にもわからないような場所にこっそり逃げるなんてしてほしくないの。

 

家族で過ごす大切な日にも関わらずPlazaのTalent showに出たいというミゲルに対して、

エレナおばあちゃんが死者の日がどれだけ大切か説明している時に出てくるセリフです。

 

Sneakこっそり移動するという意味で、

Sneak offこっそりその場から離れるという意味になります。

 

また、Who-knows-whereは、直訳すると誰がどこか知っているのか、つまり誰にもわからない場所という意味になります。

エレナおばあちゃんはミゲルがこっそり大切な家族パーティーから抜け出すのではないかとこの時点ですでに危惧していたようですね。

 

Never mention that man! He’s better off forgotten.

Never mention that man! He’s better off forgotten.
意味:あの男のことは言わないで!忘れられた方がいいのよ。

 

あの男とはミゲルの曽曽おじいちゃんのことです。

 

better off~した方がいいという意味で、相手にアドバイスや提案をするときに使われます。

~すべきというよりは、~した方がもっと良くなるよという意味で使われます。

よくwould better offと使われることが多いです。

would better off未来の行動に対してアドバイスをするときに使われます。

このセリフの場合はミゲルの曽曽おじいちゃんはすでに忘れられている状態なので、この状況を保った方がいいのよという意味でisが使われています。

 

Break out the good stuff. I want to make a toast.

Break out the good stuff. I want to make a toast.
意味:良いものを持ってきてくれ!俺は乾杯がしたい!

 

ミゲルが両親とエレナおばあちゃんからこれから本格的に靴屋の手伝いをするように言われた後にお父さんが言ったセリフです。

 

Break outは、持ってくる、持ち出すという意味でBring outと同じです。

良いことがあった時に持ち出す良いものと言えばお酒!

The good stuffお酒を意味しています。

 

また前の記事でもご紹介しましたが、make a toast乾杯するという意味です。

 

Do you mind?

Do you mind?
意味:やめてもらえませんか?

 

ミゲルがぶつかってしまって頭が取れてしまったガイコツに言われるセリフです。

 

Do you mind?間接的にその行為をやめてほしいと伝える時に使われます。

 

例えば、相手は全然気づいていないけれど、さっきから相手に足を踏まれている時に、

Do you mind?

と言うことで間接的に不快感を伝え、やめてもらえるようにお願いをすることができます。

今回は語尾を上げてお願いする形で使われていますが、本当にやめてほしいときに

Do you mind!

と強い口調で言うと、やめてくれ!という意味になります。

また、Would you mind?と言うと、

すみませんがやめていただけませんか?

と言う丁寧な表現になります。

 

 

映画「リメンバー・ミー」には紹介したいフレーズや単語がまだまだたくさんあるので、

次回も映画のセリフの中から英語表現をご紹介します!

引き続きお楽しみに!

 

 

<映画「リメンバー・ミー」で英語学習シリーズ①~⑥>

 

 

(written by Yona)

 

アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。

アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。

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[ 映画「リメンバー・ミー」で英語学習!セリフの意味や用法を解説... ]Yona,ドラマ・映画・音楽・TED・ゲーム,海外生活2018/03/28 08:49