映画「リメンバー・ミー」のスペイン語解説⑤ セリフの意味や用法は?

※※※ この記事は映画「リメンバー・ミー」のネタバレを含みます。 ※※※

 

アメリカ在住のYonaです。

 

ディズニーの最新映画「リメンバー・ミー」の舞台はメキシコ

メキシコ系の家族に嫁いだ私が、映画に出てくるメキシコの伝統行事や音楽、言葉を紹介しています。

 

今回はネタバレを含む復習編です。

映画のセリフで使われているスペイン語単語や表現をご紹介します。

 

是非覚えて使ってみてください!

 

前回の記事までのまだご覧になっていない方は併せてご覧ください。

 

 

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セリフに使われているスペイン語表現や単語

スペイン語たくさんの国で公用語として話されていて、地域によって言葉の使い方が異なる面白い言語です。

私はテキサスでメキシコ(特に北部)出身者たちとスペイン語を話しているので、彼らとの会話の中で学んだことを元に解説をしていきます。

 

紹介したい単語や表現はたくさんあるので、今回はギターを貸してもらいに行くところから

までのシーンからセリフをピックアップしました。

 

Guácala

Who spent his life performing like a monkey for complete strangers. Blegh, no, no thank you, guácala, no…

訳:誰が知らない人たちのために人生かけて猿みたいに演奏するかよ。うぇっ、俺ごめんだわ、うぇっ、無理…

 

ヘクターがミュージシャンに対しての嫌悪を口にしたセリフです。

 

Guácala(グァカラ)は嫌な物を見たり聞いたりして、嫌悪を表すときに使います。

日本語だとうぇっ、げーっのようなものに相当します。

英語だとセリフにも出てきたBleghGrossYuckEwなどになります。

 

 

Qué onda

¡Hey Tío! ¡Qué onda!

訳:やぁおじさん!最近どう?

 

Qué onda(ケ オンダ)は、最近どう?という意味です。

英語ではWhat’s up?にあたります。

 

英語でWhat’s up?と聞かれたら

Nothing much.

Same as usual.

などと答えることが多いかと思います。

 

スペイン語でQué ondaと聞かれたら、

Nada. (読:ナダ、英:Nothing.)

Todos bien. (読:トドス ビエン、英:Everything good.)

と答えることが多いです。

 

もちろん他にも答え方があるので、気になる方はぜひ勉強してみてください。

 

 

No manches

¡No manches! You played with Ernesto de la Cruz, tne greatest musician of all time?

訳:まさか!史上最高のミュージシャン、エルネスト・デ・ラ・クルスと一緒に演奏してたの?

 

No manches(ノー マンチェス)は、まさか、冗談でしょ?という意味です。

信じられないようなことを見たり聞いたりしたら使ってみましょう。

英語で言うと、No way、You’re kiddingになります。

 

このセリフではポジティブな場面でNo manchesが使われていますが、ネガティブな場面でも使うことができます。

 

¡No manches! Otra vez me vas a cancelar al último minuto?

英:Are you kidding? You are going to cancel on me on the last minute again?

日:冗談でしょ?またドタキャンするわけ?

 

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Llévelo

¡Llévelo! T-shirts! Bobbleheads!

訳:Tシャツーバブルヘッドーいかがですかー

 

ミゲルが出演したステージの前で露店を開いているおじさんが客寄せする時に言っているセリフです。

 

Llévelo(イェヴェロ)は、それを取る運ぶという意味で、英語のTake itに当たります。

このセリフの場合では商品を買って帰ってねというような意味になります。

 

ちなみにBobbleheadsとは、頭と胴体がバネでつながっている人形のことです。

Bobbleにはゆらゆら揺れるとか跳ねるという意味があるのですが、この人形は大きな頭がゆらゆら揺れるのが特徴です。

 

 

Cantina recuerda

Cantina recuerda

訳:バー・リクエルダ

 

ミゲルが出演したステージの近くの看板に書かれていた店名です。

 

Cantina(カンティーナ)はBar、バーのことです。

お酒の好きな方はぜひ覚えておきましょう。

 

¿Hay algúna buena cantina por aquí?

英:Is there any good bar around here?

日:この辺に良いバーはありませんか?

 

アメリカではCantinaと一言に言ってもカウンターバーになっているお店もあれば、レストランとバーとナイトクラブが合体したようなお酒もご飯も食べれるスペースになっている場合もあります。

どんなお店なのかしっかり下調べをしてから行ってみてくださいね。

 

Recuerda(リクエルダ)は覚えて、Rememberという意味です。

この映画の主題歌でもあるRemember meは、スペイン語でRecuerda me

Cantina recuerdaの名前もこの曲から来ているのかもしれませんね。

 

ちなみに、スペイン語版のRemember meを聞かれたことはありますか?

めちゃくちゃかっこいいのでぜひ聞いてみてください。

 

 

 

映画「リメンバー・ミー」には、紹介したいフレーズや単語はまだまだたくさんあるので、次回も映画のセリフの中からスペイン語をご紹介します!

 

引き続きお楽しみに!

 

<映画「リメンバー・ミー」で英語学習シリーズ①~⑥>

 

<映画「リメンバー・ミー」でスペイン語学習シリーズ①~⑦>

 

(written by Yona)

 

アメリカ合衆国テキサス州在住。
メキシコ系アメリカ人の主人と結婚後、渡米。
現在、スペイン語習得に向けて勉強中。

アメリカやメキシコの文化・イベント、日常会話で使える表現・単語を紹介しています。

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[ 映画「リメンバー・ミー」のスペイン語解説⑤ セリフの意味や用... ]Yona,ドラマ・映画・音楽・TED・ゲーム2018/05/03 16:31